沖おきに向むかって 小石こいしを投なげりゃ
憎にくさ恋こいしさ 寄よせくる波なみよ
遠とおい島影しまかげ 消きえゆく船ふねを
追おって行いけない もどかしさ
帰かえってよ 帰かえってよ 最北さいほくかもめ
鉛色なまりいろした さいはて港みなと
海うみに沈しずめる 添そえない恋こいよ
別わかれ桟橋さんばし 冷つめたい雨あめが
雨あめがいつしか 雪ゆきになる
帰かえってよ 帰かえってよ 最北さいほくかもめ
泣ないてみたって 帰かえらぬ恋こいを
思おもい出ださせる 波なみまた波なみよ
春はるは名なばかり 私わたしの胸むねは
冬ふゆを越こせない 冬ふゆどまり
帰かえってよ 帰かえってよ 最北さいほくかもめ
沖okiにni向mukaってtte 小石koishiをwo投naげりゃgerya
憎nikuさsa恋koiしさshisa 寄yoせくるsekuru波namiよyo
遠tooいi島影shimakage 消kiえゆくeyuku船funeをwo
追oってtte行iけないkenai もどかしさmodokashisa
帰kaeってよtteyo 帰kaeってよtteyo 最北saihokuかもめkamome
鉛色namariiroしたshita さいはてsaihate港minato
海umiにni沈shizuめるmeru 添soえないenai恋koiよyo
別wakaれre桟橋sanbashi 冷tsumeたいtai雨ameがga
雨ameがいつしかgaitsushika 雪yukiになるninaru
帰kaeってよtteyo 帰kaeってよtteyo 最北saihokuかもめkamome
泣naいてみたってitemitatte 帰kaeらぬranu恋koiをwo
思omoいi出daさせるsaseru 波namiまたmata波namiよyo
春haruはha名naばかりbakari 私watashiのno胸muneはha
冬fuyuをwo越koせないsenai 冬fuyuどまりdomari
帰kaeってよtteyo 帰kaeってよtteyo 最北saihokuかもめkamome