うしろ髪がみひく 最終さいしゅう汽笛きてき
あなた港みなとに わたしは船ふねに
暗くらい波間なみまの 灯台とうだい灯あかり
明日あしたの行方ゆくえを 照てらしてよ
みれん心こころに 振ふり返かえりゃ
行いくな行いくなと 夜よる鳴なく…かもめ
誰だれに想おもいを 寄よせては返かえす
波なみの音おとさえ わたしを泣なかす
好すきなだけでは 添そえない恋こいと
そっと身みを引ひく 北きた航路こうろ
冬ふゆの名残なごりか 雪ゆきになる
行いくな行いくなと 夜よる鳴なく…かもめ
襟えりに吹ふき込こむ 冷つめたい風かぜが
肌はだを射さすよに この身みに沁しみる
凍こごえそうです ひとりの潮路しおじ
心細こころぼそさに 震ふるえます
決きめたこころが また揺ゆれる
行いくな行いくなと 夜よる鳴なく…かもめ
うしろushiro髪gamiひくhiku 最終saisyuu汽笛kiteki
あなたanata港minatoにni わたしはwatashiha船funeにni
暗kuraいi波間namimaのno 灯台toudai灯akaりri
明日ashitaのno行方yukueをwo 照teらしてよrashiteyo
みれんmiren心kokoroにni 振fuりri返kaeりゃrya
行iくなkuna行iくなとkunato 夜yoru鳴naくku…かもめkamome
誰dareにni想omoいをiwo 寄yoせてはseteha返kaeすsu
波namiのno音otoさえsae わたしをwatashiwo泣naかすkasu
好suきなだけではkinadakedeha 添soえないenai恋koiとto
そっとsotto身miをwo引hiくku 北kita航路kouro
冬fuyuのno名残nagoりかrika 雪yukiになるninaru
行iくなkuna行iくなとkunato 夜yoru鳴naくku…かもめkamome
襟eriにni吹fuきki込koむmu 冷tsumeたいtai風kazeがga
肌hadaをwo射saすよにsuyoni このkono身miにni沁shiみるmiru
凍kogoえそうですesoudesu ひとりのhitorino潮路shioji
心細kokorobosoさにsani 震furuえますemasu
決kiめたこころがmetakokoroga またmata揺yuれるreru
行iくなkuna行iくなとkunato 夜yoru鳴naくku…かもめkamome