川かわの瀬音せおとが 耳元みみもとで
沁しみてはじけて 渦うずになる
あなた教おしえて 断たち切きる術すべを
日毎ひごと心こころが やせ細ほそる
西にしの京都きょうとを ふりだしに
教おしえて みちのく 五百川いおかわ
いいの私わたしが 身みを引ひくと
云いったことさえ 二度にど三度さんど
無理むりを承知しょうちの 女おんなの心こころ
どうか判わかって 抱だきしめて
あなた恋こいしい 今更いまさらに
日暮ひぐれて 佇たたずむ 五百川いおかわ
岩いわにはりつく 湯ゆの花はなの
色いろの白しろさよ はかなさよ
燃もえる思おもいを どうすりゃいいの
こぼす涙なみだも 底そこをつく
雨あめに変かわれば 逃にげ水みずが
競きそって 流ながれる 五百川いおかわ
川kawaのno瀬音seotoがga 耳元mimimotoでde
沁shiみてはじけてmitehajikete 渦uzuになるninaru
あなたanata教oshiえてete 断taちchi切kiるru術subeをwo
日毎higoto心kokoroがga やせyase細hosoるru
西nishiのno京都kyoutoをwo ふりだしにfuridashini
教oshiえてete みちのくmichinoku 五百川iokawa
いいのiino私watashiがga 身miをwo引hiくとkuto
云iったことさえttakotosae 二度nido三度sando
無理muriをwo承知syouchiのno 女onnaのno心kokoro
どうかdouka判wakaってtte 抱daきしめてkishimete
あなたanata恋koiしいshii 今更imasaraにni
日暮higuれてrete 佇tatazuむmu 五百川iokawa
岩iwaにはりつくniharitsuku 湯yuのno花hanaのno
色iroのno白shiroさよsayo はかなさよhakanasayo
燃moえるeru思omoいをiwo どうすりゃいいのdousuryaiino
こぼすkobosu涙namidaもmo 底sokoをつくwotsuku
雨ameにni変kaわればwareba 逃niげge水mizuがga
競kisoってtte 流nagaれるreru 五百川iokawa