祭まつり太鼓たいこに 浮うかれた村むらも
一いち夜いちや明あければ 冬ふゆじたく
母ははが吊つるした 干ほし大根だいこんが
待まっているよと ゆれている
帰かえろかな 帰かえろかな…
遠とおい空そらだよ 故郷ふるさとは
嫁よめに行いくのと あの娘この手紙てがみ
今いまも大事だいじに 持もっている
山やまのけむりが 北きたから南みなみ
俺おれを迎むかえに くるようだ
帰かえろかな 帰かえろかな…
遠とおい空そらだよ 故郷こきょうは
ひとり夜よふけの わびしい酒さけに
ゆらり親父おやじの 老おい姿すがた
いつかふたりで 囲炉裏いろりを囲かこみ
飲のめるその日ひを 夢ゆめにみて
帰かえろかな 帰かえろかな…
遠とおい空そらだよ 故郷こきょうは
祭matsuりri太鼓taikoにni 浮uかれたkareta村muraもmo
一ichi夜ichiya明aければkereba 冬fuyuじたくjitaku
母hahaがga吊tsuるしたrushita 干hoしshi大根daikonがga
待maっているよとtteiruyoto ゆれているyureteiru
帰kaeろかなrokana 帰kaeろかなrokana…
遠tooいi空soraだよdayo 故郷furusatoはha
嫁yomeにni行iくのとkunoto あのano娘koのno手紙tegami
今imaもmo大事daijiにni 持moっているtteiru
山yamaのけむりがnokemuriga 北kitaからkara南minami
俺oreをwo迎mukaえにeni くるようだkuruyouda
帰kaeろかなrokana 帰kaeろかなrokana…
遠tooいi空soraだよdayo 故郷kokyouはha
ひとりhitori夜yoふけのfukeno わびしいwabishii酒sakeにni
ゆらりyurari親父oyajiのno 老oいi姿sugata
いつかふたりでitsukafutaride 囲炉裏iroriをwo囲kakoみmi
飲noめるそのmerusono日hiをwo 夢yumeにみてnimite
帰kaeろかなrokana 帰kaeろかなrokana…
遠tooいi空soraだよdayo 故郷kokyouはha