蛇じゃの目傘めがさから こぼれる雨あめが
肩かたにつめたい 裏通うらどおり
そっと私わたしの 背中せなかをつつむ
好すきなあなたの ぬくもりが
女おんなごころに ほろりと沁しみて
明日あすが見みえそな 港みなとは夢いめあかり
北きたの桟橋さんばし 吹ふき切きる風かぜに
啼ないて群むれとぶ かもめ鳥どり
海うみが塒ねぐらの さすらい暮ぐらし
船ふねに乗のるしか 能のうがない
こんな男おとこで おまえがよけりゃ
ついて来こいよと グラスを傾かたむける
胸むねにしまった 悲かなしみさえも
溶とけて静しずかに 消きえてゆく
これが二人ふたりの 縁えにしでしょうか
今いまはあなたが 側そばにいる
きっと変かわらぬ このしあわせを
窓まどに映うつした 十六夜いざよい夢ゆめあかり
蛇jaのno目傘megasaからkara こぼれるkoboreru雨ameがga
肩kataにつめたいnitsumetai 裏通uradooりri
そっとsotto私watashiのno 背中senakaをつつむwotsutsumu
好suきなあなたのkinaanatano ぬくもりがnukumoriga
女onnaごころにgokoroni ほろりとhororito沁shiみてmite
明日asuがga見miえそなesona 港minatoはha夢imeあかりakari
北kitaのno桟橋sanbashi 吹fuきki切kiるru風kazeにni
啼naいてite群muれとぶretobu かもめkamome鳥dori
海umiがga塒neguraのno さすらいsasurai暮guらしrashi
船funeにni乗noるしかrushika 能nouがないganai
こんなkonna男otokoでde おまえがよけりゃomaegayokerya
ついてtsuite来koいよとiyoto グラスgurasuをwo傾katamuけるkeru
胸muneにしまったnishimatta 悲kanaしみさえもshimisaemo
溶toけてkete静shizuかにkani 消kiえてゆくeteyuku
これがkorega二人futariのno 縁enishiでしょうかdesyouka
今imaはあなたがhaanataga 側sobaにいるniiru
きっとkitto変kaわらぬwaranu このしあわせをkonoshiawasewo
窓madoにni映utsuしたshita 十六夜izayoi夢yumeあかりakari