男おとこはかもめ すいすい飛とんで
女おんなは港みなと 待まってるなんて
どこのどなたが きめたことやら
あぁ 勝手かってなものね
彩いろとりどりの 口紅くちべにならべ
風かぜの音おとにも 戸とを開あける
くる こない くる こない
あんたひとりが いい人ひとじゃない
憎にくまれ口ぐちを 鏡かがみに投なげて
目めもとやきもち 惚ほれ化粧げしょう
男おとこは夜明よあけ 夢ゆめ漕こぎ出だして
女おんなは日暮ひぐれ 想おもい出ですがる
演歌えんかみたいな 恋こいは心底しんそこ
あぁ つかれるものね
仔猫こねこを抱だいて 行いったりきたり
柱時計はしらどけいに やつあたり
くる こない くる こない
私わたしいつまで いい子こでいるの
宵待草よいまちぐさを かんざしにして
ひとつため息いき 惚ほれ化粧げしょう
見上みあげる空そらは まんまる月夜つきよ
どうか伝つたえて いじわると
くる こない くる こない
あんたひとりが いい人ひとじゃない
強つよがるほどに 淋さびしさつのり
涙なみだ仕上しあげの 惚ほれ化粧げしょう
男otokoはかもめhakamome すいすいsuisui飛toんでnde
女onnaはha港minato 待maってるなんてtterunante
どこのどなたがdokonodonataga きめたことやらkimetakotoyara
あぁaa 勝手katteなものねnamonone
彩iroとりどりのtoridorino 口紅kuchibeniならべnarabe
風kazeのno音otoにもnimo 戸toをwo開aけるkeru
くるkuru こないkonai くるkuru こないkonai
あんたひとりがantahitoriga いいii人hitoじゃないjanai
憎nikuまれmare口guchiをwo 鏡kagamiにni投naげてgete
目meもとやきもちmotoyakimochi 惚hoれre化粧gesyou
男otokoはha夜明yoaけke 夢yume漕koぎgi出daしてshite
女onnaはha日暮higuれre 想omoいi出deすがるsugaru
演歌enkaみたいなmitaina 恋koiはha心底shinsoko
あぁaa つかれるものねtsukarerumonone
仔猫konekoをwo抱daいてite 行iったりきたりttarikitari
柱時計hashiradokeiにni やつあたりyatsuatari
くるkuru こないkonai くるkuru こないkonai
私watashiいつまでitsumade いいii子koでいるのdeiruno
宵待草yoimachigusaをwo かんざしにしてkanzashinishite
ひとつためhitotsutame息iki 惚hoれre化粧gesyou
見上miaげるgeru空soraはha まんまるmanmaru月夜tsukiyo
どうかdouka伝tsutaえてete いじわるとijiwaruto
くるkuru こないkonai くるkuru こないkonai
あんたひとりがantahitoriga いいii人hitoじゃないjanai
強tsuyoがるほどにgaruhodoni 淋sabiしさつのりshisatsunori
涙namida仕上shiaげのgeno 惚hoれre化粧gesyou