楽曲・タイトル |
アーティスト |
歌詞・歌い出し |
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真木ことみ
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水に泣かされ 浮き舟は やるせなさそに ゆられてゆれて あなた
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真木ことみ
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どしゃぶり続きの 人生も 青空みえる 時がある あなたの口ぐせ
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真木ことみ
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マッチを擦れば おろしが吹いて 線香がやけに つき難い さらさら揺れる
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真木ことみ
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広いこの世で あなたの胸が つらい心の よりどころ 泣かせないでね
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真木ことみ
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忘れられない あの人を 忘れたふりして 生きている 今夜だけ
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真木ことみ
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秋雨 夕暮れ すすきに隠れ 鈴虫そっと 雨宿り
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真木ことみ
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愛するだけでは 足りない時は 心で情けの 糸を編む 花もみました
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真木ことみ
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紅い 古びた 手鏡を 持てば 故郷
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真木ことみ
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港の灯りが 波間に 揺れている 遠くで汽笛が しょんぼりと
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真木ことみ
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素顔のままが 好きだよと 優しくあなたは 頬寄せた 棘がこころに
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真木ことみ
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雨の水面の 木の葉舟 あれは私の 身の上か 浮き沈み
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真木ことみ
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北へひたすら 夜汽車は走る 噂を頼りに 女の旅路 心細さに
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真木ことみ
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雨上がりの空を見ていた 通り過ぎてゆく人の中で 哀しみは絶えないから 小さな幸せに 気づかないんだろ
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真木ことみ
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女の旅路は 冬空を 哭きながら あぁ流れゆく 夜汽車に似てる
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真木ことみ
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泣きぬれる 恋もせず 道ゆきの 恋もできずに かくした恋が
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真木ことみ
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なんで女に 生まれたか 泣くことばかり 多すぎる 終わった恋の
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真木ことみ
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葉陰にそっと 身を寄せて 咲いて淋しい 花ひとつ 人に言えない
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真木ことみ
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夢であなたの 手枕を 借りて眠った 春や秋 今じゃ笑って
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真木ことみ
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私は砂に眠る貝殻 今夜も月の陰に隠れて 女がひとり 裸足でひとり 彷徨う姿
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真木ことみ
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あなたと連れ添い 生きてくために そうよ生まれて きたのです 冬の寒さも
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真木ことみ
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暗夜の 海原に 灯台の明かり あなたと 見つめていた
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真木ことみ
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そっとあなたの胸で 今夜も眠りにつきましょう すべてを捧げた 泣いてもいい恋だから
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真木ことみ
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暮れる街を淡い雪がつつむ あなたは今 同じ笑顔で 元気かと私に訊く 時計気にかけながら
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真木ことみ
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生きがいなんです あなたの笑顔 いつでもあなたを 見てるのよ だからお願い
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真木ことみ
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命を懸けても 悔やまぬ人と 別れるつらさが 分かるでしょうか 女の未練を
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真木ことみ
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荒野に咲いてる 花もある 路地に咲いてる 花もある あなたの心に
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真木ことみ
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アザラシ乗せた 流氷とけて 知床岬は 春霞 やるときゃ
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真木ことみ
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どれほど 哀しみの涙をながしたら この海よりも 深い愛をもてるのだろう
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真木ことみ
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夢を追いかけて 遠い街へ旅立ったあの日 吹雪の中 手を振る姿が今も離れない
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真木ことみ
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人はみな 心の中に 幸せの地図を 持っている いつの日か
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真木ことみ
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咲かせて 咲かせて 桃色吐息 あなたに 抱かれて
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真木ことみ
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夢のにがさに 耐えきれず 今夜もお酒に 逃げるひと 身体をこわすわ
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真木ことみ
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マグロの嫁さん もらえばいいと ふくれっつらして ひじ鉄砲 沖の修羅場は
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真木ことみ
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別れた頃の あなたの齢に 近づくたびに 身にしみるのよ ひとり寝の
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真木ことみ
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先の苦労は 覚悟の上と いつも笑って ついてきた すまないね
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真木ことみ
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秋がくるのを 待ちきれず 枝を離れる 春落葉 酔わせてあなた
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真木ことみ
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海峡束風 夜どおし哭けば わたしのこころも すすり泣く ここは終着
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真木ことみ
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遠ざかる あなたの背中 ひとり見送る 雨の中 些細なことで
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真木ことみ
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ちぎって占う うす紅の 花のやさしさ いとおしさ 芯まで冷たい
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真木ことみ
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りんごのふるさとは 北国の果て うらうらと 山肌に 抱かれて
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真木ことみ
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生きるか死ぬかの 恋ひとつ あなたはあっさり その恋すてた 意地があります
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真木ことみ
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悲しい時には 泣けばいいじゃない 涙は心を 洗う水 親に貰った
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真木ことみ
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溶けてゆく身の 雪さえ染めて 女ごころの 陽炎が燃える 帰る背中を
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真木ことみ
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津軽の海よ 竜飛岬は 吹雪に凍えるよ 日毎夜毎 海鳴りばかり
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真木ことみ
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水いろ手袋 頬寄せて 遠いふるさと しのびます 冬に命の
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真木ことみ
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いつも私は 雨おんな いいえあなたが 雨男 着物に着がえて
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真木ことみ
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父さんの 形見のマフラー そっと首に 巻いてみる 抱きしめられた
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真木ことみ
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酒よ判るか 淋しさが 判ればあの人 連れてきて 死ぬ程惚れて
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真木ことみ
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いいね似合うと 涙ぐみ 白無垢見つめて 話す母 ありがとう
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真木ことみ
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庭先で 水差しながら 微笑むやさしい 母の顔 肩の荷おろし
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真木ことみ
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時代遅れで いいのよと 涙うかべて うなずくおまえ 愛だ恋だの
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真木ことみ
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せせらぎに舞い落ちる 枯れ葉のように この手から消えてゆく いのちの恋よ いいの…いいのよ…
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真木ことみ
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ため息 ひとつ またひとつ 霙 北風
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真木ことみ
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男はかもめ すいすい飛んで 女は港 待ってるなんて どこのどなたが
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真木ことみ
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ふたりで過ごした 部屋のかたすみ 青いサーフボード あの頃のまま オランダの街に
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真木ことみ
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すずらん食堂は 踏切のそばで かんかん音聞く めし処 おかみさん
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真木ことみ
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わたしが あなたを うらぎるか あなたが わたしを
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真木ことみ
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淋しくて言うんじゃないが 帰ろかな 帰ろかな 故郷のおふくろ 便りじゃ元気
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真木ことみ
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花びらみたいな ほほ笑み浮かべ 心に明かりを 灯すやつ あなたと出逢えて
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真木ことみ
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胸にこたえる この世の辛さ 男でなくても 判ります あなたの夢の
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真木ことみ
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背のびしたって なんにも見えぬ あなたも 夢も しあわせも
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真木ことみ
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綺麗でしょうか この髪が 似合うでしょうか 口紅が 答えてください
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真木ことみ
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夜の川面に ぽつり あおい月 星が降るよな おもいで橋を
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真木ことみ
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夢にはぐれても 震える花も めぐり逢えたの 幸せに ここが
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真木ことみ
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鳥もかよわぬ 岬まで 恋を忘れる 旅なのに なんで別れが
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真木ことみ
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忘れなければ だめですか 追って行くのも 罪ですか 焦がれる想い
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真木ことみ
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今夜から 雨かしら 窓辺にはカナリアが 好きな人 待つように
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真木ことみ
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ひとつひとりで 夢を追う ひとりぼっちが 好きになる ふたつふたりで
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真木ことみ
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紙の舟には 櫂はない 流れまかせで 梶もない そっと浮かべる
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真木ことみ
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なんにも苦労を 知らない他人に 女の心が わかるでしょうか 夢の夢だと
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真木ことみ
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天の糸です こぬか雨 今夜はやけに まとわりついて あんな男は
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真木ことみ
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青春を刻んだ ポプラの並木路 無邪気な二人をそっと 見守る様に… それぞれの未来へ
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真木ことみ
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おまえ残して 三十路で逝った おふくろさんの心残りは 俺が果たすと決めたのさ 小窓をたたく
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