人ひとのうわさを 逃のがれる旅たびの
こころは冬ふゆの 空そらつづき
さよなら…あなた もう逢あわないと
くちびるかめば 入道崎にゅうどうざきの
岩いわにしぶきの 花はなが散ちる
肌はだの匂においも ちぎれた夢ゆめも
いで湯ゆに捨すてた はずなのに
さよなら…あなた 寒風かんぷう山やまの
やさしい姿すがた あおげばなぜか
熱あつくなります この胸むねが
男鹿おがのはずれの ここまで来きたら
きのうへ戻もどる 途みちはない
さよなら…あなた 海うみ一面いちめんを
夕日ゆうひが染そめる 入道崎にゅうどうざきは
風かぜが涙なみだを ふいて行いく
人hitoのうわさをnouwasawo 逃noがれるgareru旅tabiのno
こころはkokoroha冬fuyuのno 空soraつづきtsuduki
さよならsayonara…あなたanata もうmou逢aわないとwanaito
くちびるかめばkuchibirukameba 入道崎nyuudouzakiのno
岩iwaにしぶきのnishibukino 花hanaがga散chiるru
肌hadaのno匂nioいもimo ちぎれたchigireta夢yumeもmo
いでide湯yuにni捨suてたteta はずなのにhazunanoni
さよならsayonara…あなたanata 寒風kanpuu山yamaのno
やさしいyasashii姿sugata あおげばなぜかaogebanazeka
熱atsuくなりますkunarimasu このkono胸muneがga
男鹿ogaのはずれのnohazureno ここまでkokomade来kiたらtara
きのうへkinouhe戻modoるru 途michiはないhanai
さよならsayonara…あなたanata 海umi一面ichimenをwo
夕日yuuhiがga染soめるmeru 入道崎nyuudouzakiはha
風kazeがga涙namidaをwo ふいてfuite行iくku