大だい冒険ぼうけんとお宝たから求もとめ、七ななつの海うみを股ももにかける
そうさ俺おれたちは泣なく子こも黙だまる大海賊だいかいぞく団だん、スカイ海賊かいぞく団だん
「船長せんちょう、スカイ!」
「航海士こうかいし、ヘンリー!」
「乗組員のりくみいん、ジョニー!」
「野郎やろうども!出航しゅっこうだ!」
「アイアイサー!」
帆ほを張はれ!錨いかりを上あげろ!
全速ぜんそく前進ぜんしん、ヨーソロー!
「オオー!!」
「船長せんちょう、船ふねが限界げんかいっす!買かい換かえましょう!」
「貧乏びんぼう海賊かいぞく団だんのどこにそんな金かねがあるって?」
「ふっふっふ。案あんずるな。野郎やろうども、我われに策さくありだ!」
「船長せんちょうさすがっす!で、どんな作戦さくせんで?」
「これよ!」
「ウォンテッド、海賊かいぞく黒ぐろひげ…賞金しょうきん100万まんドル!」
「こいつを捕つかまえて大金持おおがねもちって寸法すんぽうだ」
「船長せんちょうの考かんがえにはマジ及およばねえっす!スゲーっす!」
「たりめえよ」
「いやいや、そう簡単かんたんに見みつからないでしょ」
「痛いたっ」
「すみません」
「おいおい大丈夫だいじょうぶかい、嬢じょうちゃん」
「私わたしは令嬢れいじょうのフランソワ。悪者わるものに追おわれていますの」
「野郎やろうども!スカイ海賊かいぞく団だんの名なにかけて、嬢じょうちゃん守まもるぞ!」
「アイアイサー!」
「悪者わるものに追おわれてるって言いったよな?」
「はい」
「さっきのは海軍かいぐんだった。お前まえ…何者なにものだ?」
「私わたしは令嬢れいじょうのフランソワ。あなた、失礼しつれいよ」
「ふーん。じゃあこれなーんだ?」
「!」
「お前まえ、海賊かいぞくだろ?」
「いつの間まに!返かえせ!」
「本当ほんとうのことを話はなしたらな」
「椋むくのやつ、随分ずいぶん堂々どうどうとしてるな」
「うん、旗揚はたあげの頃ころと大違おおちがい。オレたちも、上あげて行いこ」
「だな」
「つけ髭ひげ!」
「黒くろいつけ髭ひげ…まさか」
「黒くろひげ!?」
「令嬢れいじょうじゃなかったのか…」
「どこに凹へこんでるんすか!100万まんドルっすよ!」
「お頭かしら、黒くろひげが逃にげてるよ」
「おう…いや、捕つかまえろ!」
「アイアイサー!」
「船長せんちょう!ジョニーがやっときました」
「よくやった!」
「くそ、離はなせ」
「悪わるいな。新あたらしい船ふねのためだ」
「よーし野郎やろうども!100万まんドルだ!!」
「降参こうさんだ。あたしを捕つかまえるとはやるじゃないか。
特別とくべつにアンタらの海賊かいぞく団だんに入はいってやるよ」
「なんだと?」
「ただでとは言いわない。宝たからの山やまに案内あんないしてやるよ」
「あのな、そんな簡単かんたんにウチには入いれないんだよ!」
「宝たから?いくらの山やまだ?」
「推定すいてい4000万まんドル」
「今日きょうからお前まえはスカイ海賊かいぞく団だんだ」
「船長せんちょう~!」
「お頭かしらは金かねに弱よわいんだから。の割わりに貧乏びんぼうだけど」
「よーし野郎やろうども、出航しゅっこうだ!」
「アイアイサー!」
4000万まんのお宝たから目指めざし、風切かざきり波ば上あげ突つき進すすむ
そうさ俺おれたちは泣なく子こも黙だまる大海賊だいかいぞく団だん、スカイ海賊かいぞく団だん
帆ほはないけど!錨いかりもないけど!俺おれたちにゃロマンがある
「面舵おもかじいっぱーい!」
「船長せんちょう!舵かじもねえっす!」
「やっぱり天馬てんまくんと三角みすみさんのお芝居しばいは凄すごいや」
「確たしかに今日きょうはちょっと乗のってるね二人ふたり。でもアンタも準じゅん主演しゅえんでしょ。
もっと勝かち込こんでやりな、椋むく」
「うん!ボクらの芝居しばいを、ぶつけよう!」
「ようし、今夜こんやはこの島しまで野宿のじゅくだ!」
「なんであたしがこんなこと…」
「地図ちず通どおりならお宝たからのあるサンカーク島じまはもうすぐっす!」
「ドーンされた」
「砲撃ほうげき!?海軍かいぐんだ!」
「おとなしく黒くろひげの身柄みがらを渡わたせば、他ほかの小物こものは見逃みのがしてやる」
「誰だれが渡わたすか!フランソワは俺おれたちの仲間なかまだ!」
「船長せんちょう…きゅん」
「こいつには4000万まんドルの価値かちがあるんだよ!」
「船長せんちょう、ブレない姿勢しせい、さすがっす!」
「黒くろひげを捕とらえろ!」
「あーあ。こりゃ仕方しかたないか」
「ヘンリー、つええー!」
「お頭かしらが捕つかまっちまうのは嫌いやなんでね」
「貴様きさま…何者なにものだ」
「思おもい出だした!あんた、血ちまみれヘンリーでしょ!」
「血ちまみれヘンリー?」
潰つぶした海賊かいぞく数知かずしれず
奪うばった財宝ざいほう星ほしの数かず
血染ちぞめの旗はた持もつ大海賊だいかいぞく
1000万まんドルの賞金しょうきん首くび
「えー!」
「何故なぜこんな小物こものだらけのオンボロ海賊かいぞく団だんに?」
「言いい過すぎだぞ」
「うちの船長せんちょうは変かわり者ものでね。金かねはないくせに、ロマンと仲間なかまを捨すてない。
長ながいこと海賊かいぞくやってきたが、有あり体ていに言いや、惚ほれたのさ」
「ヘンリー…」
「さて、こいつをやられたくなかったら船ふねを一いち艘そう置おいて引ひき返かえしな」
「本部ほんぶに伝つたえろ。
黒ぐろひげフランソワと血ちまみれヘンリーを捕とらえに来きてくれと」
「いや、スカイもな!」
「ジョニーもよろしくっす!」
「椋むくと一成いっせいの殺陣たてがこんなにハマるとはな」
「むっくんすごいっしょ!『ロミジュリ』見みたときから、アクション
やってみたいっつってたもんね!」
「ねえオレ楽たのしくなってきた。もっと飛とばしてもいい?」
「当あたり前まえでしょ」
「好すきにやれ」
「船長せんちょう!」
「海軍かいぐん将校しょうこうポール…スカイ海賊かいぞく団だんに入いれ」
「は?」
「ぎょぎょぎょ?」
「人質ひとじちってなんか、つまんねえだろ。お前まえが仲間なかまに入はいれば、海軍かいぐんの情報じょうほうも
手てに入はいる」
「あいつ、正気しょうきか?」
「誰彼だれかれ構かまわずスカウトするんだよ、お頭かしらは」
「さすがっす船長せんちょう!こいつが入はいれば、俺おれは下したっ端ぱ卒業そつぎょうですね!」
「じきに海軍かいぐんの仲間なかまたちが来くる。そしたらお前まえらは一網打尽いちもうだじんだ」
「あったぞ、お宝たからだ」
「うおー船長せんちょう!4000万まんドルっすね!」
「なんだ!?」
「海軍かいぐんだ。思おもったより早はやいな」
「あんたもいるのに砲撃ほうげきって、随分ずいぶんなやり方かただね」
「仕方しかたねえ、こいつの縄なわを切きれ。このままだと危あぶない」
「それはさすがに」
「船長せんちょう命令めいれいだ。どうするかは、お前まえが決きめろ」
「はわわ、船長せんちょう、来きますっす!」
「よーし野郎やろうども、応戦おうせんだ!」
「アイアイサー!」
「ヘンリーと黒くろひげを捕とらえよ、生死せいしは問とわん!
邪魔じゃまする者ものは皆殺みなごろしにせよ!」
「大佐たいさ、生いかして捕とらえるべきです。殺ころしてしまっては…!」
「敵てきに寝返ねがえったか?海軍かいぐんは絶対ぜったい正義せいぎだ」
「貴様きさま、なぜ」
「海軍かいぐんはどうか知しらんが、海賊かいぞくは仲間なかまを裏切うらぎらねえんだ。
それに…こっちのほうがロマンがあるだろ?」
「どうする?絶対ぜったい正義まさよしさん?」
「…撤退てったいだ」
「仲間なかまの命いのちは粗末そまつにするのに自分じぶんの命いのちは大事だいじなんだ?」
「スカイ海賊かいぞく団だん、覚おぼえておけ」
「で、どうすんの?」
「スカイ海賊かいぞく団だんへようこそ」
「…」
「おい!お前まえが一番いちばん下したっ端ぱだかんな!雑巾掛ぞうきんがけから教おしえてやんよ!」
「そんなことより、お宝たからだー!」
「そうでした!…おい!何なに前まえ歩あるいてんだよ下したっ端ぱ。あーん?」
「開あけるぞ!」
「うぉおおお」
「空からっぽっす!」
「いや、なんでだよ!?」
「隠かくし場所ばしょはここで間違まちがいないはずだよ。地図ちず通どおりだし」
「誰だれかが先さきに見みつけていたのか?」
「あ!」
「どうしたヘンリー?」
「いやなんでもない」
「今いまのは明あきらかに何なにか思おもい出だした『あ!』だろ」
「説明せつめいしなよ、ヘンリー」
「そういえば昔むかし、この海賊かいぞく団だんの財宝ざいほう奪うばったことあったなって」
「いや、犯人はんにんお前まえかい!で、その財宝ざいほうは?」
「使つかい果はたした」
「おーい!もっと早はやく言いってくれよヘンリー!」
「でも船長せんちょうは、もっと大切たいせつなお宝たからを手てに入はいれてるよ」
「え?」
「これまでの冒険ぼうけんで得えたかけがえのない絆きずなが、何なによりの財宝ざいほうだよ」
「…ヘンリー」
「…いや騙だまされねえぞ!」
「てへぺろ」
「財宝ざいほうが欲ほしいなら、ここからずっと東ひがしの海うみ、
マンカイ島じまには、100億おくドルの宝たからがあるらしい」
「そんな情報じょうほう初はじめて聞きいた」
「俺おれもだ」
「海軍かいぐんの機密きみつ事項じこうだからな」
「昇格しょうかくだ!」
「ありがとうございます」
「船長せんちょう!そしたらまた俺おれ一番いちばん下したっ端ぱっすよ!」
「悪わるいな」
「似合にあってるぞ」
「下したっ端ぱ顔かおだよね」
「誰だれが下したっ端ぱ顔かおだ!」
「椋むく、今いまのアドリブだよな」
「天馬てんまくんならツッコんでくれるかなぁと思おもって」
「むっくんやるう~」
「なにニヤニヤしてんの、下したっ端ぱ顔かおリーダー」
「誰だれが下したっ端ぱ顔かおだ!」
「三角みすみ、世界せかいは色々いろいろなものであふれている。
でもその中なかのたった三みっつだけで完璧かんぺきな形かたちを作つくることができるんだ。
人生じんせいで三みっつの宝たからを見みつけられたら、お前まえはきっと幸しあわせになれる」
「じいちゃん、オレ宝物たからもの三みっつ見みつけたよ。
さんかく、お芝居しばい、それから仲間なかま。
これがオレの宝たから。オレの幸しあわせの、さんかく」
「船長せんちょう!船ふねの準備じゅんびができやした!」
「よーし野郎やろうども、錨いかりを上あげろ!大海原おおうなばらに俺おれたちの名なを轟とどろかせろ!」
「航海士こうかいし、ヘンリー!」
「操みさお舵手だしゅ、フランソワ」
「乗組員のりくみいん、ポール」
「下したっ端ぱ、ジョニー!」
「船長せんちょう、スカイ!進路しんろはこれよりまっすぐマンカイ島じまへ。行いくぞ野郎やろうども、
全速ぜんそく前進ぜんしん、ヨーソロー!」
大だい冒険ぼうけんとお宝たから求もとめ、七ななつの海うみを股ももにかける
仲間なかまと夢ゆめ
愛あいと金かねとロマン
まだ見みぬ未来みらいへ舵かじをとれ!
大dai冒険boukenとおtoo宝takara求motoめme、七nanaつのtsuno海umiをwo股momoにかけるnikakeru
そうさsousa俺oreたちはtachiha泣naくku子koもmo黙damaるru大海賊daikaizoku団dan、スカイsukai海賊kaizoku団dan
「船長senchou、スカイsukai!」
「航海士koukaishi、ヘンリhenriー!」
「乗組員norikumiin、ジョニjoniー!」
「野郎yarouどもdomo!出航syukkouだda!」
「アイアイサaiaisaー!」
帆hoをwo張haれre!錨ikariをwo上aげろgero!
全速zensoku前進zenshin、ヨyoーソロsoroー!
「オオooー!!」
「船長senchou、船funeがga限界genkaiっすssu!買kaいi換kaえましょうemasyou!」
「貧乏binbou海賊kaizoku団danのどこにそんなnodokonisonna金kaneがあるってgaarutte?」
「ふっふっふfuffuffu。案anずるなzuruna。野郎yarouどもdomo、我wareにni策sakuありだarida!」
「船長senchouさすがっすsasugassu!でde、どんなdonna作戦sakusenでde?」
「これよkoreyo!」
「ウォンテッドuonteddo、海賊kaizoku黒guroひげhige…賞金syoukin100万manドルdoru!」
「こいつをkoitsuwo捕tsukaまえてmaete大金持ooganemoちってchitte寸法sunpouだda」
「船長senchouのno考kangaえにはenihaマジmaji及oyoばねえっすbaneessu!スゲsugeーっすssu!」
「たりめえよtarimeeyo」
「いやいやiyaiya、そうsou簡単kantanにni見miつからないでしょtsukaranaidesyo」
「痛itaっxtu」
「すみませんsumimasen」
「おいおいoioi大丈夫daijoubuかいkai、嬢jouちゃんchan」
「私watashiはha令嬢reijouのnoフランソワfuransowa。悪者warumonoにni追oわれていますのwareteimasuno」
「野郎yarouどもdomo!スカイsukai海賊kaizoku団danのno名naにかけてnikakete、嬢jouちゃんchan守mamoるぞruzo!」
「アイアイサaiaisaー!」
「悪者warumonoにni追oわれてるってwareterutte言iったよなttayona?」
「はいhai」
「さっきのはsakkinoha海軍kaigunだったdatta。おo前mae…何者nanimonoだda?」
「私watashiはha令嬢reijouのnoフランソワfuransowa。あなたanata、失礼shitsureiよyo」
「ふfuーんn。じゃあこれなjaakorenaーんだnda?」
「!」
「おo前mae、海賊kaizokuだろdaro?」
「いつのitsuno間maにni!返kaeせse!」
「本当hontouのことをnokotowo話hanaしたらなshitarana」
「椋mukuのやつnoyatsu、随分zuibun堂々doudouとしてるなtoshiteruna」
「うんun、旗揚hataaげのgeno頃koroとto大違oochigaいi。オレoreたちもtachimo、上aげてgete行iこko」
「だなdana」
「つけtsuke髭hige!」
「黒kuroいつけitsuke髭hige…まさかmasaka」
「黒kuroひげhige!?」
「令嬢reijouじゃなかったのかjanakattanoka…」
「どこにdokoni凹hekoんでるんすかnderunsuka!100万manドルdoruっすよssuyo!」
「おo頭kashira、黒kuroひげがhigega逃niげてるよgeteruyo」
「おうou…いやiya、捕tsukaまえろmaero!」
「アイアイサaiaisaー!」
「船長senchou!ジョニjoniーがやっときましたgayattokimashita」
「よくやったyokuyatta!」
「くそkuso、離hanaせse」
「悪waruいなina。新ataraしいshii船funeのためだnotameda」
「よyoーしshi野郎yarouどもdomo!100万manドルdoruだda!!」
「降参kousanだda。あたしをatashiwo捕tsukaまえるとはやるじゃないかmaerutohayarujanaika。
特別tokubetsuにniアンタantaらのrano海賊kaizoku団danにni入haiってやるよtteyaruyo」
「なんだとnandato?」
「ただでとはtadadetoha言iわないwanai。宝takaraのno山yamaにni案内annaiしてやるよshiteyaruyo」
「あのなanona、そんなsonna簡単kantanにniウチuchiにはniha入iれないんだよrenaindayo!」
「宝takara?いくらのikurano山yamaだda?」
「推定suitei4000万manドルdoru」
「今日kyouからおkarao前maeはhaスカイsukai海賊kaizoku団danだda」
「船長senchou~!」
「おo頭kashiraはha金kaneにni弱yowaいんだからindakara。のno割wariにni貧乏binbouだけどdakedo」
「よyoーしshi野郎yarouどもdomo、出航syukkouだda!」
「アイアイサaiaisaー!」
4000万manのおnoo宝takara目指mezaしshi、風切kazakiりri波ba上aげge突tsuきki進susuむmu
そうさsousa俺oreたちはtachiha泣naくku子koもmo黙damaるru大海賊daikaizoku団dan、スカイsukai海賊kaizoku団dan
帆hoはないけどhanaikedo!錨ikariもないけどmonaikedo!俺oreたちにゃtachinyaロマンromanがあるgaaru
「面舵omokajiいっぱippaーいi!」
「船長senchou!舵kajiもねえっすmoneessu!」
「やっぱりyappari天馬tenmaくんとkunto三角misumiさんのおsannoo芝居shibaiはha凄sugoいやiya」
「確tashiかにkani今日kyouはちょっとhachotto乗noってるねtterune二人futari。でもdemoアンタantaもmo準jun主演syuenでしょdesyo。
もっとmotto勝kaちchi込koんでやりなndeyarina、椋muku」
「うんun!ボクbokuらのrano芝居shibaiをwo、ぶつけようbutsukeyou!」
「ようしyoushi、今夜konyaはこのhakono島shimaでde野宿nojukuだda!」
「なんであたしがこんなことnandeatashigakonnakoto…」
「地図chizu通dooりならおrinarao宝takaraのあるnoaruサンカsankaークku島jimaはもうすぐっすhamousugussu!」
「ドdoーンnされたsareta」
「砲撃hougeki!?海軍kaigunだda!」
「おとなしくotonashiku黒kuroひげのhigeno身柄migaraをwo渡wataせばseba、他hokaのno小物komonoはha見逃minogaしてやるshiteyaru」
「誰dareがga渡wataすかsuka!フランソワfuransowaはha俺oreたちのtachino仲間nakamaだda!」
「船長senchou…きゅんkyun」
「こいつにはkoitsuniha4000万manドルdoruのno価値kachiがあるんだよgaarundayo!」
「船長senchou、ブレbureないnai姿勢shisei、さすがっすsasugassu!」
「黒kuroひげをhigewo捕toraえろero!」
「あaーあa。こりゃkorya仕方shikataないかnaika」
「ヘンリhenriー、つええtsueeー!」
「おo頭kashiraがga捕tsukaまっちまうのはmatchimaunoha嫌iyaなんでねnandene」
「貴様kisama…何者nanimonoだda」
「思omoいi出daしたshita!あんたanta、血chiまみれmamireヘンリhenriーでしょdesyo!」
「血chiまみれmamireヘンリhenriー?」
潰tsubuしたshita海賊kaizoku数知kazushiれずrezu
奪ubaったtta財宝zaihou星hoshiのno数kazu
血染chizoめのmeno旗hata持moつtsu大海賊daikaizoku
1000万manドルdoruのno賞金syoukin首kubi
「えeー!」
「何故nazeこんなkonna小物komonoだらけのdarakenoオンボロonboro海賊kaizoku団danにni?」
「言iいi過suぎだぞgidazo」
「うちのuchino船長senchouはha変kaわりwari者monoでねdene。金kaneはないくせにhanaikuseni、ロマンromanとto仲間nakamaをwo捨suてないtenai。
長nagaいことikoto海賊kaizokuやってきたがyattekitaga、有aりri体teiにni言iやya、惚hoれたのさretanosa」
「ヘンリhenriー…」
「さてsate、こいつをやられたくなかったらkoitsuwoyararetakunakattara船funeをwo一ichi艘sou置oいてite引hiきki返kaeしなshina」
「本部honbuにni伝tsutaえろero。
黒guroひげhigeフランソワfuransowaとto血chiまみれmamireヘンリhenriーをwo捕toraえにeni来kiてくれとtekureto」
「いやiya、スカイsukaiもなmona!」
「ジョニjoniーもよろしくっすmoyoroshikussu!」
「椋mukuとto一成isseiのno殺陣tateがこんなにgakonnaniハマhamaるとはなrutohana」
「むっくんすごいっしょmukkunsugoissyo!『ロミジュリromijuri』見miたときからtatokikara、アクションakusyon
やってみたいっつってたもんねyattemitaittsuttetamonne!」
「ねえneeオレore楽tanoしくなってきたshikunattekita。もっとmotto飛toばしてもいいbashitemoii?」
「当aたりtari前maeでしょdesyo」
「好suきにやれkiniyare」
「船長senchou!」
「海軍kaigun将校syoukouポpoールru…スカイsukai海賊kaizoku団danにni入iれre」
「はha?」
「ぎょぎょぎょgyogyogyo?」
「人質hitojichiってなんかttenanka、つまんねえだろtsumanneedaro。おo前maeがga仲間nakamaにni入haiればreba、海軍kaigunのno情報jouhouもmo
手teにni入haiるru」
「あいつaitsu、正気syoukiかka?」
「誰彼darekare構kamaわずwazuスカウトsukautoするんだよsurundayo、おo頭kashiraはha」
「さすがっすsasugassu船長senchou!こいつがkoitsuga入haiればreba、俺oreはha下shitaっxtu端pa卒業sotsugyouですねdesune!」
「じきにjikini海軍kaigunのno仲間nakamaたちがtachiga来kuるru。そしたらおsoshitarao前maeらはraha一網打尽ichimoudajinだda」
「あったぞattazo、おo宝takaraだda」
「うおuoー船長senchou!4000万manドルdoruっすねssune!」
「なんだnanda!?」
「海軍kaigunだda。思omoったよりttayori早hayaいなina」
「あんたもいるのにantamoirunoni砲撃hougekiってtte、随分zuibunなやりnayari方kataだねdane」
「仕方shikataねえnee、こいつのkoitsuno縄nawaをwo切kiれre。このままだとkonomamadato危abuないnai」
「それはさすがにsorehasasugani」
「船長senchou命令meireiだda。どうするかはdousurukaha、おo前maeがga決kiめろmero」
「はわわhawawa、船長senchou、来kiますっすmasussu!」
「よyoーしshi野郎yarouどもdomo、応戦ousenだda!」
「アイアイサaiaisaー!」
「ヘンリhenriーとto黒kuroひげをhigewo捕toraえよeyo、生死seishiはha問toわんwan!
邪魔jamaするsuru者monoはha皆殺minagoroしにせよshiniseyo!」
「大佐taisa、生iかしてkashite捕toraえるべきですerubekidesu。殺koroしてしまってはshiteshimatteha…!」
「敵tekiにni寝返negaeったかttaka?海軍kaigunはha絶対zettai正義seigiだda」
「貴様kisama、なぜnaze」
「海軍kaigunはどうかhadouka知shiらんがranga、海賊kaizokuはha仲間nakamaをwo裏切uragiらねえんだraneenda。
それにsoreni…こっちのほうがkotchinohougaロマンromanがあるだろgaarudaro?」
「どうするdousuru?絶対zettai正義masayoshiさんsan?」
「…撤退tettaiだda」
「仲間nakamaのno命inochiはha粗末somatsuにするのにnisurunoni自分jibunのno命inochiはha大事daijiなんだnanda?」
「スカイsukai海賊kaizoku団dan、覚oboえておけeteoke」
「でde、どうすんのdousunno?」
「スカイsukai海賊kaizoku団danへようこそheyoukoso」
「…」
「おいoi!おo前maeがga一番ichiban下shitaっxtu端paだかんなdakanna!雑巾掛zoukingaけからkekara教oshiえてやんよeteyanyo!」
「そんなことよりsonnakotoyori、おo宝takaraだdaー!」
「そうでしたsoudeshita!…おいoi!何nani前mae歩aruいてんだよitendayo下shitaっxtu端pa。あaーんn?」
「開aけるぞkeruzo!」
「うぉおおおuoooo」
「空karaっぽっすppossu!」
「いやiya、なんでだよnandedayo!?」
「隠kakuしshi場所basyoはここでhakokode間違machigaいないはずだよinaihazudayo。地図chizu通dooりだしridashi」
「誰dareかがkaga先sakiにni見miつけていたのかtsuketeitanoka?」
「あa!」
「どうしたdoushitaヘンリhenriー?」
「いやなんでもないiyanandemonai」
「今imaのはnoha明akiらかにrakani何naniかka思omoいi出daしたshita『あa!』だろdaro」
「説明setsumeiしなよshinayo、ヘンリhenriー」
「そういえばsouieba昔mukashi、このkono海賊kaizoku団danのno財宝zaihou奪ubaったことあったなってttakotoattanatte」
「いやiya、犯人hanninおo前maeかいkai!でde、そのsono財宝zaihouはha?」
「使tsukaいi果haたしたtashita」
「おoーいi!もっとmotto早hayaくku言iってくれよttekureyoヘンリhenriー!」
「でもdemo船長senchouはha、もっとmotto大切taisetsuなおnao宝takaraをwo手teにni入haiれてるよreteruyo」
「えe?」
「これまでのkoremadeno冒険boukenでde得eたかけがえのないtakakegaenonai絆kizunaがga、何naniよりのyorino財宝zaihouだよdayo」
「…ヘンリhenriー」
「…いやiya騙damaされねえぞsareneezo!」
「てへぺろtehepero」
「財宝zaihouがga欲hoしいならshiinara、ここからずっとkokokarazutto東higashiのno海umi、
マンカイmankai島jimaにはniha、100億okuドルdoruのno宝takaraがあるらしいgaarurashii」
「そんなsonna情報jouhou初hajiめてmete聞kiいたita」
「俺oreもだmoda」
「海軍kaigunのno機密kimitsu事項jikouだからなdakarana」
「昇格syoukakuだda!」
「ありがとうございますarigatougozaimasu」
「船長senchou!そしたらまたsoshitaramata俺ore一番ichiban下shitaっxtu端paっすよssuyo!」
「悪waruいなina」
「似合niaってるぞtteruzo」
「下shitaっxtu端pa顔kaoだよねdayone」
「誰dareがga下shitaっxtu端pa顔kaoだda!」
「椋muku、今imaのnoアドリブadoribuだよなdayona」
「天馬tenmaくんならkunnaraツッコtsukkoんでくれるかなぁとndekurerukanaato思omoってtte」
「むっくんやるうmukkunyaruu~」
「なにnaniニヤニヤniyaniyaしてんのshitenno、下shitaっxtu端pa顔kaoリriーダdaー」
「誰dareがga下shitaっxtu端pa顔kaoだda!」
「三角misumi、世界sekaiはha色々iroiroなものであふれているnamonodeafureteiru。
でもそのdemosono中nakaのたったnotatta三mixtuつだけでtsudakede完璧kanpekiなna形katachiをwo作tsukuることができるんだrukotogadekirunda。
人生jinseiでde三mixtuつのtsuno宝takaraをwo見miつけられたらtsukeraretara、おo前maeはきっとhakitto幸shiawaせになれるseninareru」
「じいちゃんjiichan、オレore宝物takaramono三mixtuつtsu見miつけたよtsuketayo。
さんかくsankaku、おo芝居shibai、それからsorekara仲間nakama。
これがkoregaオレoreのno宝takara。オレoreのno幸shiawaせのseno、さんかくsankaku」
「船長senchou!船funeのno準備junbiができやしたgadekiyashita!」
「よyoーしshi野郎yarouどもdomo、錨ikariをwo上aげろgero!大海原oounabaraにni俺oreたちのtachino名naをwo轟todoroかせろkasero!」
「航海士koukaishi、ヘンリhenriー!」
「操misao舵手dasyu、フランソワfuransowa」
「乗組員norikumiin、ポpoールru」
「下shitaっxtu端pa、ジョニjoniー!」
「船長senchou、スカイsukai!進路shinroはこれよりまっすぐhakoreyorimassuguマンカイmankai島jimaへhe。行iくぞkuzo野郎yarouどもdomo、
全速zensoku前進zenshin、ヨyoーソロsoroー!」
大dai冒険boukenとおtoo宝takara求motoめme、七nanaつのtsuno海umiをwo股momoにかけるnikakeru
仲間nakamaとto夢yume
愛aiとto金kaneとtoロマンroman
まだmada見miぬnu未来miraiへhe舵kajiをとれwotore!