月明つきあかり 揺ゆらめくさざ波なみ
ここはどこ? 不思議ふしぎな調しらべ
遠とおざかる人ひとの世よ 背せにして
風かぜの中なか 佇たたずむ君きみへ
流ながれ流ながれついた懐なつかしい音おと
ぬくもりを思おもい出だして泣ないた
歌うたになって 海原うなばらを渡わたってゆく
悼いたむ言葉ことばよりもあてどない願ねがいを
歌うたに乗のせて 紡つむぎ出だされた和音わおん
眠ねむり始はじめている 遠とおい遠とおい天てんに響ひびく
地平線ちへいせん 夜明よあけに近ちかづく
どこまでも広ひろがる旅路たびじ
降ふり注そそぐ光ひかりと話はなした
かなしみに暮くれてもいいと
長ながい物語ものがたりの行ゆく末すえさえも
いつも信しんじているから
歌うたになって 海原うなばらを渡わたってゆく
乾かわいた胸むねの奥おくのひたむきな祈いのりを
忘わすれないで 少すこし思おもい出だして
歌うたい続つづけていく 広ひろい広ひろい天てんの先さきで
月明つきあかり 揺ゆらめくさざ波なみ
夢ゆめの中なか 微笑ほほえむ君きみと
月明tsukiaかりkari 揺yuらめくさざramekusaza波nami
ここはどこkokohadoko? 不思議fushigiなna調shiraべbe
遠tooざかるzakaru人hitoのno世yo 背seにしてnishite
風kazeのno中naka 佇tatazuむmu君kimiへhe
流nagaれre流nagaれついたretsuita懐natsuかしいkashii音oto
ぬくもりをnukumoriwo思omoいi出daしてshite泣naいたita
歌utaになってninatte 海原unabaraをwo渡wataってゆくtteyuku
悼itaむmu言葉kotobaよりもあてどないyorimoatedonai願negaいをiwo
歌utaにni乗noせてsete 紡tsumuぎgi出daされたsareta和音waon
眠nemuりri始hajiめているmeteiru 遠tooいi遠tooいi天tenにni響hibiくku
地平線chiheisen 夜明yoaけにkeni近chikaづくduku
どこまでもdokomademo広hiroがるgaru旅路tabiji
降fuりri注sosoぐgu光hikariとto話hanaしたshita
かなしみにkanashimini暮kuれてもいいとretemoiito
長nagaいi物語monogatariのno行yuくku末sueさえもsaemo
いつもitsumo信shinじているからjiteirukara
歌utaになってninatte 海原unabaraをwo渡wataってゆくtteyuku
乾kawaいたita胸muneのno奥okuのひたむきなnohitamukina祈inoりをriwo
忘wasuれないでrenaide 少sukoしshi思omoいi出daしてshite
歌utaいi続tsuduけていくketeiku 広hiroいi広hiroいi天tenのno先sakiでde
月明tsukiaかりkari 揺yuらめくさざramekusaza波nami
夢yumeのno中naka 微笑hohoeむmu君kimiとto