幸せやそれに似たもの 歌詞 マカロニえんぴつ ふりがな付

よれたシャツの裾すそを掴つかんで
「ありがとね」って言いわれたけど
僕ぼくはちょっと馬鹿ばかだから
それがさよならだって気きづかなかった

夕方ゆうがたの空そらがやる気きなくした僕ぼくを
これでもかってくらい惨みじめにさせたり
約束やくそくの言葉ことば 意味いみもなく思おもい出だして
あなたのことを嘘うそつきにしてみたり

幸しあわせやそれに似にたもの
なんであっという間あいだに逃にげていくの

「錆さびた弦つるの音ねが好すき」って
わけわかんないことを言いうから
あえて僕ぼくは指ゆびの滑すべんない死しんだギターで
いつも歌うたっていたんだよ

溶とけだして遠とおくなっても
何なにもしないでいよう
曖昧あいまいな言葉ことばなら上手じょうずに隠かくせるから
何なにも見みえてないふりしよう

本当ほんとうは泣ないていたんだね
無理むりして笑わらっていたんだね

よれたシャツの袖そでを掴つかんで
「ありがとね」って言いわれたけど
僕ぼくはちょっと馬鹿ばかだから
その涙なみだにだって気付きづけなかった

声こえをもっと そばでずっと
聞きけないなんて辛つらすぎるな
今いまはきっと言いえるはずさ
どうしようもないくらいにあなたが好すきだって
あなたがいなきゃ駄目だめだって