喧嘩けんかしては泣ないたあの頃ころと少すこし違ちがう
歯痒はがゆさも苛立いらだちも無ないサヨナラの後あとの涙なみだ
流ながれ着つく場所ばしょも失うしなって 思おもい出でを濡ぬらすの
滲にじんだ笑顔えがおの隣となりには まだ私わたしがいるのに
優やさしさもずるさも 幼おさなさもだらしなさも
あなただと愛あいしてたのもう一度いちど戻もどれるなら
「一番いちばん近ちかくで見みていて」と強つよく握にぎりしめた
あなたの手てが離はなせなかった
あの夜よるに戻もどりたい
恋人こいびとじゃない頃ころに
心こころの瞼まぶたが閉とじれずにあなたを感かんじてる
屋上おくじょうの錆さびれたベンチに靴箱くつばこのサンダルに
いつか
生うまれ変かわりまた別々べつべつの命いのちを歩あゆむ時とき
通とおり過すぎる見知みしらぬ影かげが
私わたしだと気付きづいても声こえはかけないでいて
また恋こいしてしまうから
喧嘩kenkaしてはshiteha泣naいたあのitaano頃koroとto少sukoしshi違chigaうu
歯痒hagayuさもsamo苛立iradaちもchimo無naいiサヨナラsayonaraのno後atoのno涙namida
流nagaれre着tsuくku場所basyoもmo失ushinaってtte 思omoいi出deをwo濡nuらすのrasuno
滲nijiんだnda笑顔egaoのno隣tonariにはniha まだmada私watashiがいるのにgairunoni
優yasaしさもずるさもshisamozurusamo 幼osanaさもだらしなさもsamodarashinasamo
あなただとanatadato愛aiしてたのもうshitetanomou一度ichido戻modoれるならrerunara
「一番ichiban近chikaくでkude見miていてteite」とto強tsuyoくku握nigiりしめたrishimeta
あなたのanatano手teがga離hanaせなかったsenakatta
あのano夜yoruにni戻modoりたいritai
恋人koibitoじゃないjanai頃koroにni
心kokoroのno瞼mabutaがga閉toじれずにあなたをjirezunianatawo感kanじてるjiteru
屋上okujouのno錆saびれたbiretaベンチbenchiにni靴箱kutsubakoのnoサンダルsandaruにni
いつかitsuka
生uまれmare変kaわりまたwarimata別々betsubetsuのno命inochiをwo歩ayuむmu時toki
通tooりri過suぎるgiru見知mishiらぬranu影kageがga
私watashiだとdato気付kiduいてもitemo声koeはかけないでいてhakakenaideite
またmata恋koiしてしまうからshiteshimaukara