君きみがみ胸むねに 抱だかれてきくは
夢ゆめの船歌ふなうた 鳥とりの歌うた
水みずの蘇州そしゅうの 花はな散ちる春はるを
惜おしむか柳やなぎが すすりなく
花はなを浮うかべて 流ながれる水みずの
明日あすの行方ゆくえは 知しらねども
今宵こよいうつした 二人ふたりの姿すがた
消きえてくれるな 何時迄いつまでも
髪かみにかざろか 接吻くちづけしよか
君きみが手折たおりし 桃ももの花はな
涙なみだぐむよな おぼろの月つきに
鐘かねが鳴なります 寒山寺かんざんじ
君kimiがみgami胸muneにni 抱daかれてきくはkaretekikuha
夢yumeのno船歌funauta 鳥toriのno歌uta
水mizuのno蘇州sosyuuのno 花hana散chiるru春haruをwo
惜oしむかshimuka柳yanagiがga すすりなくsusurinaku
花hanaをwo浮ukaべてbete 流nagaれるreru水mizuのno
明日asuのno行方yukueはha 知shiらねどもranedomo
今宵koyoiうつしたutsushita 二人futariのno姿sugata
消kiえてくれるなetekureruna 何時迄itsumadeもmo
髪kamiにかざろかnikazaroka 接吻kuchidukeしよかshiyoka
君kimiがga手折taoriしshi 桃momoのno花hana
涙namidaぐむよなgumuyona おぼろのoborono月tsukiにni
鐘kaneがga鳴naりますrimasu 寒山寺kanzanji