ロマンチックな夜よるの為ために君きみは舞台ぶたいに上あがっていく
でもそのドレスが血ちで紅あかく染そまっていることを知しっているから
そう簡単かんたんには無責任むせきにんな賞賛しょうさんなど出来できないな
真まっ黒くろに汚けがれたその台本だいほんは一度いちど二人ふたりで描えがく為ために真まっ白しろへ
後悔こうかいなど瓶びんに詰つめ、 海うみに流ながしたらいい
拾ひろわれても滲にじんでさ、 誰だれも読よめやしない
なあ?メアリー?
悲かなしみは君きみの血肉けつにくだと言いう
だが喜よろこびを捨すてる理由りゆうにはならない
なあ?メアリー?
君きみの代かわりなどどこにも居いない
だが君きみの役やくはきっと誰だれかが埋うめる
疲つかれたなら全すべてやめにしよう
やめたあとに次つぎを考かんがえよう
観みる者ものの心無こころなき演劇えんげきは
白紙はくしに近ちかいただの言葉ことばさ
「高慢こうまんちきなあの人ひとに恋こいをし始はじめ落おちていく。
でも堕おちていくのはわたしだけでどうしようも無なく沈しずんでいく」
だろ?俺おれなら君きみの苦悩くのう、 哲学てつがくや他ほかの願ねがいも
全すべてわかってあげられるのに君きみはそれを抱かかえ舞台ぶたいで昇華しょうかする
地上波ちじょうはに小ちいさく映うつる
吐はき気けを伴ともなう大衆たいしゅうの群むれ
空そら回まわる永遠えいえんの肥溜こえだめ
祈いのりの届とどかぬシスター
心配しんぱいなど紙飛行機かみひこうきにし、 空そらに飛とばしたらいい
雲くもを突つき抜ぬけた後あとは誰だれも読よめやしない
なあ?メアリー?
悲かなしみは君きみの血肉けつにくだと言いう
だが喜よろこびを捨すてる理由りゆうにはならない
なあ?メアリー?
君きみの代かわりなどどこにも居いない
だが君きみの役やくはきっと誰だれかが埋うめる
わかったから全すべて投なげちまえ
君きみだけの重おもそうな荷物にもつを
「それでも私わたしは私わたしを演えんじ、 ノンフィクションからフィクションを産うむ」
メアリー、 手遅ておくれになる前まえに
メアリー、 地上ちじょうに落おちる前まえに
ロマンチックromanchikkuなna夜yoruのno為tameにni君kimiはha舞台butaiにni上aがっていくgatteiku
でもそのdemosonoドレスdoresuがga血chiでde紅akaくku染soまっていることをmatteirukotowo知shiっているからtteirukara
そうsou簡単kantanにはniha無責任musekininなna賞賛syousanなどnado出来dekiないなnaina
真maっxtu黒kuroにni汚kegaれたそのretasono台本daihonはha一度ichido二人futariでde描egaくku為tameにni真maっxtu白shiroへhe
後悔koukaiなどnado瓶binにni詰tsuめme、 海umiにni流nagaしたらいいshitaraii
拾hiroわれてもwaretemo滲nijiんでさndesa、 誰dareもmo読yoめやしないmeyashinai
なあnaa?メアリmeariー?
悲kanaしみはshimiha君kimiのno血肉ketsunikuだとdato言iうu
だがdaga喜yorokoびをbiwo捨suてるteru理由riyuuにはならないnihanaranai
なあnaa?メアリmeariー?
君kimiのno代kaわりなどどこにもwarinadodokonimo居iないnai
だがdaga君kimiのno役yakuはきっとhakitto誰dareかがkaga埋uめるmeru
疲tsukaれたならretanara全subeてやめにしようteyamenishiyou
やめたあとにyametaatoni次tsugiをwo考kangaえようeyou
観miるru者monoのno心無kokoronaきki演劇engekiはha
白紙hakushiにni近chikaいただのitadano言葉kotobaさsa
「高慢koumanちきなあのchikinaano人hitoにni恋koiをしwoshi始hajiめme落oちていくchiteiku。
でもdemo堕oちていくのはわたしだけでどうしようもchiteikunohawatashidakededoushiyoumo無naくku沈shizuんでいくndeiku」
だろdaro?俺oreならnara君kimiのno苦悩kunou、 哲学tetsugakuやya他hokaのno願negaいもimo
全subeてわかってあげられるのにtewakatteagerarerunoni君kimiはそれをhasorewo抱kakaえe舞台butaiでde昇華syoukaするsuru
地上波chijouhaにni小chiiさくsaku映utsuるru
吐haきki気keをwo伴tomonaうu大衆taisyuuのno群muれre
空sora回mawaるru永遠eienのno肥溜koedaめme
祈inoりのrino届todoかぬkanuシスタshisutaー
心配shinpaiなどnado紙飛行機kamihikoukiにしnishi、 空soraにni飛toばしたらいいbashitaraii
雲kumoをwo突tsuきki抜nuけたketa後atoはha誰dareもmo読yoめやしないmeyashinai
なあnaa?メアリmeariー?
悲kanaしみはshimiha君kimiのno血肉ketsunikuだとdato言iうu
だがdaga喜yorokoびをbiwo捨suてるteru理由riyuuにはならないnihanaranai
なあnaa?メアリmeariー?
君kimiのno代kaわりなどどこにもwarinadodokonimo居iないnai
だがdaga君kimiのno役yakuはきっとhakitto誰dareかがkaga埋uめるmeru
わかったからwakattakara全subeてte投naげちまえgechimae
君kimiだけのdakeno重omoそうなsouna荷物nimotsuをwo
「それでもsoredemo私watashiはha私watashiをwo演enじji、 ノンフィクションnonfikusyonからkaraフィクションfikusyonをwo産uむmu」
メアリmeariー、 手遅teokuれになるreninaru前maeにni
メアリmeariー、 地上chijouにni落oちるchiru前maeにni