私わたしの夢ゆめが 消きえてゆく
船ふねの明あかりも 波なみに消きえてゆく
ひとり海峡かいきょう 見送みおくる寂さびしさを
知しっているのか 濡ぬれかもめ
愛あいの深ふかさに 哭なくばかり
心こころに吹ふき込こむ 風かぜが‥雪ゆきになる
ひとりの冬ふゆは 寒さむすぎる
想おもい届とどかぬ 北きたの港町みなとまち
息いきを吹ふきかけ 両手りょうてをかざしても
燃もやす暖炉だんろの 頼たよりなさ
雪ゆきが深々ふかぶか 降ふるばかり
海峡かいきょう岬みさきは 今日きょうも‥冬ふゆの色いろ
あなた私わたしの 命いのちの恋こい塒ねぐら
飛とんでゆきたい ゆかれない
追おってゆけない 波なみの果はて
翼つばさも涙なみだも 凍こおる‥雪ゆきの海うみ
私watashiのno夢yumeがga 消kiえてゆくeteyuku
船funeのno明aかりもkarimo 波namiにni消kiえてゆくeteyuku
ひとりhitori海峡kaikyou 見送miokuるru寂sabiしさをshisawo
知shiっているのかtteirunoka 濡nuれかもめrekamome
愛aiのno深fukaさにsani 哭naくばかりkubakari
心kokoroにni吹fuきki込koむmu 風kazeがga‥雪yukiになるninaru
ひとりのhitorino冬fuyuはha 寒samuすぎるsugiru
想omoいi届todoかぬkanu 北kitaのno港町minatomachi
息ikiをwo吹fuきかけkikake 両手ryouteをかざしてもwokazashitemo
燃moやすyasu暖炉danroのno 頼tayoりなさrinasa
雪yukiがga深々fukabuka 降fuるばかりrubakari
海峡kaikyou岬misakiはha 今日kyouもmo‥冬fuyuのno色iro
あなたanata私watashiのno 命inochiのno恋koi塒negura
飛toんでゆきたいndeyukitai ゆかれないyukarenai
追oってゆけないtteyukenai 波namiのno果haてte
翼tsubasaもmo涙namidaもmo 凍kooるru‥雪yukiのno海umi