春夏秋冬しゅんかしゅうとう…
咲さく花はなの色いろ 吹ふく風かぜの音おと
美うつくしく織おりなした箏そうの音おとに
風かぜに流ながれるヨー 霧きりの音おと
静寂しじまに開ひらく 花はなの香かに
心こころかたむけ 群青ぐんじょうの
夜よるに沁しみ入はいる 箏そうの音ねは
何なにを偲しのびて すすり泣なく
凍こおるその手てにヨー 水みずをかけ
千せん遍せんべん弾びきの 荒あら修行しゅぎょう
朝あさは朝あさ星ほし 夜よは夜よる星よぼし
母ははの温ぬくみを 胸むねに抱だき
意地いじで弾はじいた なみだ弦いと
百ひゃくや二百にひゃくのヨー 理屈りくつより
ひとつの真実まこと こころざし
守まもり通とおして 天命さだめを生いきる
誰だれに聴きかせる 永久とこしえの
月つきに謳うたうは 春はるの海うみ
春夏秋冬syunkasyuutou…
咲saくku花hanaのno色iro 吹fuくku風kazeのno音oto
美utsukuしくshiku織oりなしたrinashita箏souのno音otoにni
風kazeにni流nagaれるreruヨyoー 霧kiriのno音oto
静寂shijimaにni開hiraくku 花hanaのno香kaにni
心kokoroかたむけkatamuke 群青gunjouのno
夜yoruにni沁shiみmi入haiるru 箏souのno音neはha
何naniをwo偲shinoびてbite すすりsusuri泣naくku
凍kooるそのrusono手teにniヨyoー 水mizuをかけwokake
千sen遍senben弾biきのkino 荒ara修行syugyou
朝asaはha朝asa星hoshi 夜yoはha夜yoru星yoboshi
母hahaのno温nukuみをmiwo 胸muneにni抱daきki
意地ijiでde弾hajiいたita なみだnamida弦ito
百hyakuやya二百nihyakuのnoヨyoー 理屈rikutsuよりyori
ひとつのhitotsuno真実makoto こころざしkokorozashi
守mamoりri通tooしてshite 天命sadameをwo生iきるkiru
誰dareにni聴kiかせるkaseru 永久tokoshieのno
月tsukiにni謳utaうはuha 春haruのno海umi