はるかの陽は昇る 歌詞 山内惠介 ふりがな付

はじめから 道みちなどなく
人生じんせいはただ 荒あれ地ちが続つづく
泣なきながら 生うまれた日ひを
悔くやまぬように 涙なみだをこらえ
人ひとが儚はかない灯火ともしびだって
ひとりひとつに燃もえるもの
心こころ 託たくして 行いくのなら
ああはるかの陽ひは昇のぼる
未いまだ道みち半なかば
生いきてこそ 夢ゆめよ
最果さいはてはここじゃない

すれ違ちがう 名なもなき花はな
幸しあわせはなぜ 縁えにしを迷まよう
抱だきしめる 強つよさだけじゃ
守まもりきれない 明日あしたもあるが
時ときにこの世よが 残のこり火びだって
一期一会いちごいちえを照てらすもの
先さきを 信しんじて 行いくのなら
ああはるかの陽ひは昇のぼる
未いまだ道みち半なかば
生いきてこそ 愛あいよ
慰なぐさめはいまじゃない

未いまだ道みち半なかば
生いきてこそ 夢ゆめよ
最果さいはてはここじゃない