逢あえたその日ひに 仲間なかまと呼よばれ
今朝けさは別わかれか フレペの滝たきの
岩いわに乙女おとめの 涙なみだも咲さいて
うしろ髪がみひく 知床岬しれとこみさき
足あしを沈しずめた 満杯まんぱい船ぶねが
波なみをけたてて ウトロへ帰かえる
今日きょうの漁獲えものを あの娘こに贈おくる
海うみの男おとこは しあわせ者ものよ
浜はまで囲かこんだ チャンチャン焼やきの
熱あつい煙けむりは 契ちぎりの煙けむり
カニの甲羅こうらで 地酒じざけを汲くめば
人ひとの温ぬくもり こころに沁しみる
白しろい流氷りゅうひょう カスリに染そめる
風かぜは小粋こいきな あのルシャおろし
さらば知床しれとこ またあう日ひまで
きみの情なさけを 忘わすれるものか
きみの情なさけを 忘わすれるものか
逢aえたそのetasono日hiにni 仲間nakamaとto呼yoばれbare
今朝kesaはha別wakaれかreka フレペfurepeのno滝takiのno
岩iwaにni乙女otomeのno 涙namidaもmo咲saいてite
うしろushiro髪gamiひくhiku 知床岬shiretokomisaki
足ashiをwo沈shizuめたmeta 満杯manpai船buneがga
波namiをけたててwoketatete ウトロutoroへhe帰kaeるru
今日kyouのno漁獲emonoをwo あのano娘koにni贈okuるru
海umiのno男otokoはha しあわせshiawase者monoよyo
浜hamaでde囲kakoんだnda チャンチャンchanchan焼yaきのkino
熱atsuいi煙kemuりはriha 契chigiりのrino煙kemuりri
カニkaniのno甲羅kouraでde 地酒jizakeをwo汲kuめばmeba
人hitoのno温nukuもりmori こころにkokoroni沁shiみるmiru
白shiroいi流氷ryuuhyou カスリkasuriにni染soめるmeru
風kazeはha小粋koikiなna あのanoルシャrusyaおろしoroshi
さらばsaraba知床shiretoko またあうmataau日hiまでmade
きみのkimino情nasakeをwo 忘wasuれるものかrerumonoka
きみのkimino情nasakeをwo 忘wasuれるものかrerumonoka