燃もえたひと夜よの 名残なごりでしょうか
溶とけて消きえそな 朝あさの月つき
あれは淡月あわづき 哀あわれ月づき
明あけて憎にくらし あなたは帰かえる
忍しのぶ恋路こいじに 浮うかぶ月つき
無理むりを承知しょうちの わがまま言いって
拗すねる女おんなの 胸むねのうち
焦じれて淡月たんげつ 虚うつろ月づき
熱あつい褥しとねも ひとりは寒さむい
吐息といき溜ため息いき こぼれ月づき
月つきは満みちても この身みは欠かける
添そえぬ運命さだめの 愛あい悲かなし
窓まどに淡月あわづき 儚はかな月はかなづき
夢ゆめに酔よいます 抱だかれるたびに
覚さめて涙なみだに 濡ぬれる月つき
燃moえたひとetahito夜yoのno 名残nagoりでしょうかridesyouka
溶toけてkete消kiえそなesona 朝asaのno月tsuki
あれはareha淡月awaduki 哀awaれre月duki
明aけてkete憎nikuらしrashi あなたはanataha帰kaeるru
忍shinoぶbu恋路koijiにni 浮uかぶkabu月tsuki
無理muriをwo承知syouchiのno わがままwagamama言iってtte
拗suねるneru女onnaのno 胸muneのうちnouchi
焦jiれてrete淡月tangetsu 虚utsuろro月duki
熱atsuいi褥shitoneもmo ひとりはhitoriha寒samuいi
吐息toiki溜taめme息iki こぼれkobore月duki
月tsukiはha満miちてもchitemo このkono身miはha欠kaけるkeru
添soえぬenu運命sadameのno 愛ai悲kanaしshi
窓madoにni淡月awaduki 儚hakana月hakanaduki
夢yumeにni酔yoいますimasu 抱daかれるたびにkarerutabini
覚saめてmete涙namidaにni 濡nuれるreru月tsuki