幸しあわせなんか 縁えんがない
世間せけん恨うらんで 何なんになる
胸むねのすき間まに 夜風よかぜがしみる
都会とかい暮ぐらしの うそ寒さむさ
淋さみしい心こころ 埋うめるのは
馴染なじみの店みせの 手酌てじゃく酒ざけ
故郷こきょうの老おいた 母かあちゃんに
重かさねる不孝ふこうを また詫わびる
あの頃ころ流行はやった あの歌うたに
叶かなわぬ恋こいを 懐なつかしむ
切せつなさ胸むねに 飲のむ酒さけは
酔よえばほのぼの 浮世うきよ酒ざけ
幸shiawaせなんかsenanka 縁enがないganai
世間seken恨uraんでnde 何nanになるninaru
胸muneのすきnosuki間maにni 夜風yokazeがしみるgashimiru
都会tokai暮guらしのrashino うそuso寒samuさsa
淋samiしいshii心kokoro 埋uめるのはmerunoha
馴染najiみのmino店miseのno 手酌tejaku酒zake
故郷kokyouのno老oいたita 母kaaちゃんにchanni
重kasaねるneru不孝fukouをwo またmata詫waびるbiru
あのano頃koro流行hayaったtta あのano歌utaにni
叶kanaわぬwanu恋koiをwo 懐natsuかしむkashimu
切setsuなさnasa胸muneにni 飲noむmu酒sakeはha
酔yoえばほのぼのebahonobono 浮世ukiyo酒zake