からすなぜ鳴なく あかねの空そらに
泣ないて家路いえじを 急いそぐのか
俺おれも灯あかりの 塒ねぐらが待まてば
泣なかずに家路いえじを 急いそぐのに
ひとり彷徨さまよう せつない胸むねを
なぜに濡ぬらすか ああこぬか雨あめ
君きみが残のこした 抜ぬけ殻がらひとつ
今いまも捨すてずに いるものを
月日ときは流ながれて 時代じだいは移うつり
今いまでは令和れいわの 風かぜが吹ふく
何処どこへ失なくした 小ちいさな花はなよ
心こころ涙なみだの ああ夜よるが更ふける
だれが唄うたうか 路地裏ろじうら通どおり
昭和しょうわ流行はやりの ブルースか
遠とおいあの日ひの 時代じだいを駆かけた
さびしい男おとこが ここにいる
おれも思おもえば はぐれた烏からす
たそがれ挽歌ばんかよ ああ霧きりが降ふる
からすなぜkarasunaze鳴naくku あかねのakaneno空soraにni
泣naいてite家路iejiをwo 急isoぐのかgunoka
俺oreもmo灯akariのno 塒neguraがga待maてばteba
泣naかずにkazuni家路iejiをwo 急isoぐのにgunoni
ひとりhitori彷徨samayoうu せつないsetsunai胸muneをwo
なぜにnazeni濡nuらすかrasuka ああこぬかaakonuka雨ame
君kimiがga残nokoしたshita 抜nuけke殻garaひとつhitotsu
今imaもmo捨suてずにtezuni いるものをirumonowo
月日tokiはha流nagaれてrete 時代jidaiはha移utsuりri
今imaではdeha令和reiwaのno 風kazeがga吹fuくku
何処dokoへhe失naくしたkushita 小chiiさなsana花hanaよyo
心kokoro涙namidaのno ああaa夜yoruがga更fuけるkeru
だれがdarega唄utaうかuka 路地裏rojiura通dooりri
昭和syouwa流行hayariのno ブルburuースsuかka
遠tooいあのiano日hiのno 時代jidaiをwo駆kaけたketa
さびしいsabishii男otokoがga ここにいるkokoniiru
おれもoremo思omoえばeba はぐれたhagureta烏karasu
たそがれtasogare挽歌bankaよyo ああaa霧kiriがga降fuるru