この人生を… 歌詞 Soichi ふりがな付

東京とうきょう下町したまち 浅草あさくさ生うまれ
機械きかいの音おとが 子守唄こもりうた
小ちいさな工場こうばの 片隅かたすみが
たったひとつの 遊あそび場ばだった

頼たよりの父ちちは 早はやく逝ゆき
代かわりになるには 若わか過すぎて
夢ゆめを捨すてても 追おいつかず
夢中むちゅうで生いきた 青春せいしゅんの日ひよ

気きがつけば 時代ときは過すぎ
あの日ひの父ちちも 追おい越こした
夢ゆめを拾ひろって これからは
歩あるいて行いこう この人生みちを…

家族かぞくを守まもるそのために
働はたらき続つづけた はずなのに
妻つまと子供こどもの 淋さみしさも
失なくした時間ときも 気きづかないまま

子供こどもらも 親おやになり
わかってくれる 年としになり
父ちちを許ゆるして これからは
歩あるいてくれる この人生みちを…

昭和しょうわから 令和れいわへと
三みっつの時代ときを 生いきてきた
春夏秋冬しゅんかしゅうとう この先さきも
歩あるいて行いこう この人生みちを…
歩あるいて行いこう この人生みちを…