天てんを焦こがす炎ほのお
正ただしさよりも正ただしく
祈いのる声こえも叫さけびも
羽虫はむしのように儚はかなく
いのちを喰くらうモノが何故なぜ
汚けがれを知しらぬように哀あわれみを乞こうのか
闇やみを勝かち抜ぬく魂たましいだけが届とどく
手てに入いれろ永遠えいえん
滅ほろびを知しらない想おもいがここにある
力ちからある者ものよ夢ゆめを語かたれ
鳴なり響ひびけ永久とこしえを寿ことほぐ調しらべ
やがて空そらを統すべる光ひかりの中なか
喰くい散ちらかした世界せかいの隅すみで
まだ蠢うごめき抗あらがう刃やいば
這はいつくばって
足掻あがけよ無惨むざんに
捻ひねり潰つぶした虫むしケラが残のこした染しみが消きえない
一ひとつだけ後あとに残のこした想おもいはずっと消きえない
終焉しゅうえんの底そこへ雪崩なだれ落おちて行ゆく
世界せかいは吠ほえる
凍こおりつく未来みらいの果はてに
いのちは
想おもいは
生いき抜ぬくだろう
無限むげんの刻ときを
滅ほろびを滅ほろぼせ 運命さだめを焼やき尽つくせ
力ちから無なき者ものは無様ぶざまに散ちれ
組くみ伏ふせろ永久とこしえを
いのちの夢ゆめを
やがて空そらに満みちる光ひかりの中なか
闇やみの中なか逝ゆく花はなは小ちいさな種たねを蒔まく
遠とおい空そらの向むこうへ
刻ときを渡わたる
頭こうべを垂たれて道みちを譲ゆずれ
掻かき乱みだせ世界せかいを
光ひかりを知しらない心こころは夢ゆめを見みる
遥はるか頂いただきに爪つめを立たてる
跪ひざまずけ永久とこしえを称たたえて歌うたえ
やがて天てんを統すべるこの身みの為ため
咲さき乱みだれよ虚無きょむの中なかで
成なす術すべなく燃もえ尽つきるまで
這はいつくばって
歌うたえよ無惨むざんに
天tenをwo焦koがすgasu炎honoo
正tadaしさよりもshisayorimo正tadaしくshiku
祈inoるru声koeもmo叫sakeびもbimo
羽虫hamushiのようにnoyouni儚hakanaくku
いのちをinochiwo喰kuらうrauモノmonoがga何故naze
汚kegaれをrewo知shiらぬようにranuyouni哀awaれみをremiwo乞koうのかunoka
闇yamiをwo勝kaちchi抜nuくku魂tamashiiだけがdakega届todoくku
手teにni入iれろrero永遠eien
滅horoびをbiwo知shiらないranai想omoいがここにあるigakokoniaru
力chikaraあるaru者monoよyo夢yumeをwo語kataれre
鳴naりri響hibiけke永久tokoshieをwo寿kotohoぐgu調shiraべbe
やがてyagate空soraをwo統suべるberu光hikariのno中naka
喰kuいi散chiらかしたrakashita世界sekaiのno隅sumiでde
まだmada蠢ugomeきki抗aragaうu刃yaiba
這haいつくばってitsukubatte
足掻agaけよkeyo無惨muzanにni
捻hineりri潰tsubuしたshita虫mushiケラkeraがga残nokoしたshita染shiみがmiga消kiえないenai
一hitoつだけtsudake後atoにni残nokoしたshita想omoいはずっとihazutto消kiえないenai
終焉syuuenのno底sokoへhe雪崩nadare落oちてchite行yuくku
世界sekaiはha吠hoえるeru
凍kooりつくritsuku未来miraiのno果haてにteni
いのちはinochiha
想omoいはiha
生iきki抜nuくだろうkudarou
無限mugenのno刻tokiをwo
滅horoびをbiwo滅horoぼせbose 運命sadameをwo焼yaきki尽tsuくせkuse
力chikara無naきki者monoはha無様buzamaにni散chiれre
組kuみmi伏fuせろsero永久tokoshieをwo
いのちのinochino夢yumeをwo
やがてyagate空soraにni満miちるchiru光hikariのno中naka
闇yamiのno中naka逝yuくku花hanaはha小chiiさなsana種taneをwo蒔maくku
遠tooいi空soraのno向muこうへkouhe
刻tokiをwo渡wataるru
頭koubeをwo垂taれてrete道michiをwo譲yuzuれre
掻kaきki乱midaせse世界sekaiをwo
光hikariをwo知shiらないranai心kokoroはha夢yumeをwo見miるru
遥haruかka頂itadakiにni爪tsumeをwo立taてるteru
跪hizamazuけke永久tokoshieをwo称tataえてete歌utaえe
やがてyagate天tenをwo統suべるこのberukono身miのno為tame
咲saきki乱midaれよreyo虚無kyomuのno中nakaでde
成naすsu術subeなくnaku燃moえe尽tsuきるまでkirumade
這haいつくばってitsukubatte
歌utaえよeyo無惨muzanにni