夏のイナズマ 歌詞 ロージークロニクル ふりがな付

浴衣姿ゆかたすがた
カタコト下駄げた踏ふみ鳴ならして

夜店よみせ並ならぶ境内けいだいを
ぶらり歩あるいていた

今日きょうは 夏祭なつまつりの最終日さいしゅうび
誰だれもがみんな浮うかれ過すぎ

見みてしまった
大好だいすきな先輩せんぱいの

浴衣姿ゆかたすがたを
カキ氷ごおり大量たいりょうに

食たべたみたいに
頭あたまにイナズマ響ひびき渡わたる

瞳ひとみは釘付くぎづけ
出目金でめきんのようだ
痺しびれるような恋こいだわ

ビリリ 夏なつのイナズマだ
ハッ!

ハート型がたの瞳ひとみは
お面めんで隠かくして

打うち上あげ花火はなびよりも
気きになる先輩せんぱい

でも 真夏まなつの恋こいは幻まぼろし
遅おくれてきた可愛かわいい子こが
先輩せんぱいの隣となりに座すわり

腕うでを絡からめた
カキ氷ごおり大量たいりょうに

食たべたみたいに
頭あたまにイナズマ響ひびき渡わたる

心こころは冷つめたく真冬まふゆのようだ
凍こごえるような恋こいだわ

ビリリ 冬ふゆのイナズマだ
ハッ!

今年ことし最後さいごの
花火はなびに驚おどろき秋あきが起おきて

はしゃぎ疲つかれ
また夏なつが眠ねむる

辺あたりに涼すずしい風かぜが吹ふいた
夏祭なつまつりも終おわりだ

きっといつかは
カキ氷ごおりが溶とけて
なくなるような

灼熱しゃくねつの恋こいに
落おちてみたい

帰かえりにタコ焼やき
オマケもらった

泣ないてばかり
いられない

たかが 恋こいよ されど 恋こいよ
さらば 恋こいよ さらば 先輩せんぱい

さらば 夏なつのイナズマよ
ハッ!