コバルトブルーの二人 歌詞 伊礼亮 ふりがな付

「青空あおぞらを鳴ならす色いろなき風かぜ、
あと少すこしここで隠かくれていよう。
小ちいさな矛盾むじゅんに惑まどわされて、
じっと睨にらむ目めを見みていた。
星ほしが瞬またたいてうれしい時とき、
出会であった日ひのこと思おもい出だすね。
自分じぶんのためじゃなく君きみのために
生いきることだって出来できるよ、きっと。」

走はしり出だした二人ふたり 惹ひかれあって泣ないた
闇やみの中なかを迷まよい形かたちのない仕合しあわせ抱だいて

「ユニコーンの角つので世界せかい地図ちずを切きり取とって、
僕ぼくは目めを覚さました。
小ちいさなころ見みたおまじないを、
忘わすれないように唱となえた。
――　夕暮ゆうぐれ、秋風あきかぜ、僕ぼくの言葉ことば
まだ見みぬ誰だれかへ降ふり注そそぐだろう。
世界せかいで一人ひとりの自分じぶんのため擦すり切きれる日々ひび、
今日きょうはもう眠ねむろう。」

走はしり出だした二人ふたり 愛あいし方かたを知しって
光ひかり求もとめ迷まよい形かたちのない仕合しあわせ抱だいて

そして僕ぼくは気付きづく
やがて君きみは気付きづく
未来みらいはどこまでも続つづくと!

立たち止どまれば二人ふたり 見みつめ合あって笑わらう
また何度なんども迷まよい形かたちのない仕合しあわせ抱だいて捜さがそう

「君きみのために。」