雪列車 歌詞 香西かおり ふりがな付

わかれられない 男おとこと女おんな
そっと互たがいに 身みを寄よせる
忍しのぶ仲なかでも ここまで来きたら
生いきてみましょう もう少すこし
日本海にほんかい 小浜おばま 舞鶴まいづる 雪ゆきの中なか
夜行列車やこうれっしゃでゆれて行いく

船ふねがゆきかう この港町みなとまち
ゆめを探さがして 降おりてみる
そこに温ぬくとい 女将おかみがいたら
すこしお酒さけを ねえあなた
御火みほの浦うら 照てらす灯台とうだい また吹雪ふぶく
夜行列車やこうれっしゃが仮かりのやど

わたし黒髪くろかみあげられるけど
あなたはなにをくれますか
旅たびの終おわりはこの紅べにひもで
指ゆびをむすんで眠ねむりたい
明日あすはどこ 白兎はくと 山陰さんいん さようなら
夜行列車やこうれっしゃは雪ゆき列車れっしゃ