流ながれましょうか 月夜つきよの舟ふねで
二人ふたり戻もどれぬ 地ちの果はてに
添そえぬ運命さだめの 着つく先さきは
知しっていました 始はじめから…
蒼あおい水面すいめんに 淋さびしく揺ゆれる
あなた 儚はかない 水みずの月つき
盗ぬすみましょうか あなたのことを
そっと開ひらいた 襟えりの中なか
いくら待まっても 尽つくしても
永遠とわに心こころは 届とどかない…
一人ひとり面影おもかげ すくってみても
あなた 哀かなしい 水みずの月つき
浮うかべましょうか 別わかれの月つきを
夢ゆめをそそいだ 盃さかずきに
頬ほおの涙なみだは 映うつるのに
何故なぜに明日あしたは 映うつらない…
指ゆびの隙間すきまを こぼれて落おちる
あなた 冷つめたい 水みずの月つき
流nagaれましょうかremasyouka 月夜tsukiyoのno舟funeでde
二人futari戻modoれぬrenu 地chiのno果haてにteni
添soえぬenu運命sadameのno 着tsuくku先sakiはha
知shiっていましたtteimashita 始hajiめからmekara…
蒼aoいi水面suimenにni 淋sabiしくshiku揺yuれるreru
あなたanata 儚hakanaいi 水mizuのno月tsuki
盗nusuみましょうかmimasyouka あなたのことをanatanokotowo
そっとsotto開hiraいたita 襟eriのno中naka
いくらikura待maってもttemo 尽tsuくしてもkushitemo
永遠towaにni心kokoroはha 届todoかないkanai…
一人hitori面影omokage すくってみてもsukuttemitemo
あなたanata 哀kanaしいshii 水mizuのno月tsuki
浮uかべましょうかkabemasyouka 別wakaれのreno月tsukiをwo
夢yumeをそそいだwososoida 盃sakazukiにni
頬hooのno涙namidaはha 映utsuるのにrunoni
何故nazeにni明日ashitaはha 映utsuらないranai…
指yubiのno隙間sukimaをwo こぼれてkoborete落oちるchiru
あなたanata 冷tsumeたいtai 水mizuのno月tsuki