水みずの中なかにも 花はなが咲さく
北きたの大地だいちの 湖みずうみに
あてもないまま 支笏湖しこつこへ
爪つめの先さきまで 凍こおらせて
辛つらい心こころで 見みる空そらは
晴はれているのに 涙雨なみだあめ
もしもあなたに 逢あえるなら
今いまの全すべてを 捨すてられる
何なにを思おもうか 支笏湖しこつこで
愛あいを返かえして もう一度いちど
胸むねを激はげしく 傷いためても
想おもい出でだけで 暮くらせない
いっそ憎にくんで 嫌きらわれて
ひどい別わかれの 方ほうが良いい
一人旅ひとりたびです 支笏湖しこつこへ
愛あいが消きえても 生いきて行いく
広ひろいこの世よの 片隅かたすみで
夢ゆめのかけらを 抱だきしめて
水mizuのno中nakaにもnimo 花hanaがga咲saくku
北kitaのno大地daichiのno 湖mizuumiにni
あてもないままatemonaimama 支笏湖shikotsukoへhe
爪tsumeのno先sakiまでmade 凍kooらせてrasete
辛tsuraいi心kokoroでde 見miるru空soraはha
晴haれているのにreteirunoni 涙雨namidaame
もしもあなたにmoshimoanatani 逢aえるならerunara
今imaのno全subeてをtewo 捨suてられるterareru
何naniをwo思omoうかuka 支笏湖shikotsukoでde
愛aiをwo返kaeしてshite もうmou一度ichido
胸muneをwo激hageしくshiku 傷itaめてもmetemo
想omoいi出deだけでdakede 暮kuらせないrasenai
いっそisso憎nikuんでnde 嫌kiraわれてwarete
ひどいhidoi別wakaれのreno 方houがga良iいi
一人旅hitoritabiですdesu 支笏湖shikotsukoへhe
愛aiがga消kiえてもetemo 生iきてkite行iくku
広hiroいこのikono世yoのno 片隅katasumiでde
夢yumeのかけらをnokakerawo 抱daきしめてkishimete