めぐり逢あわせの この恋こいを
めぐる季節きせつが 引ひき離はなす
面影かげを映うつして 暮くれなずむ
犀川さいがわに・・・
雨あめが散ちらした 春はる紅葉こうよう
涙なみだを誘さそうな 金沢かなざわしぐれ
ふたり歩あるいた 片町かたまちを
そぞろ歩あるけば 思おもい出だす
遠とおいあの日ひの 優やさしさに
泣なけてくる・・・
今いまは淋さびしい ひとり傘かさ
思おもい出で濡ぬらすな 金沢かなざわしぐれ
紅べんがら格子ごうしのこぼれ灯とうが
揺ゆれる心こころを 染そめてゆく
傘かさをかしげて 見上みあげれば
しぐれ月つき・・・
泣ないているよに 濡ぬれそぼる
あなたが恋こいしい 金沢かなざわしぐれ
めぐりmeguri逢aわせのwaseno このkono恋koiをwo
めぐるmeguru季節kisetsuがga 引hiきki離hanaすsu
面影kageをwo映utsuしてshite 暮kuれなずむrenazumu
犀川saigawaにni・・・
雨ameがga散chiらしたrashita 春haru紅葉kouyou
涙namidaをwo誘sasoうなuna 金沢kanazawaしぐれshigure
ふたりfutari歩aruいたita 片町katamachiをwo
そぞろsozoro歩aruけばkeba 思omoいi出daすsu
遠tooいあのiano日hiのno 優yasaしさにshisani
泣naけてくるketekuru・・・
今imaはha淋sabiしいshii ひとりhitori傘kasa
思omoいi出de濡nuらすなrasuna 金沢kanazawaしぐれshigure
紅benがらgara格子goushiのこぼれnokobore灯touがga
揺yuれるreru心kokoroをwo 染soめてゆくmeteyuku
傘kasaをかしげてwokashigete 見上miaげればgereba
しぐれshigure月tsuki・・・
泣naいているよにiteiruyoni 濡nuれそぼるresoboru
あなたがanataga恋koiしいshii 金沢kanazawaしぐれshigure