夢のレイニー 歌詞 edda ふりがな付

忘わすれてしまう その瞬間しゅんかんまで
そばにいておくれ 夢ゆめのレイニー
薄うすまってゆく夏なつ 見上みあげて
静しずかに 息いきを吐はいた

きつく願ねがったくらいじゃ 消きえちゃうんだろ
気きづかないフリしようぜ
もう少すこしだけ

焼やきつくような秘密ひみつの場所ばしょ
二人ふたりきり探さがしに行いこう
悲かなしみなんて 吹ふき飛とばすような速はやさで
溶とけ出だしてゆく感傷かんしょうも
頼たよりない光ひかりの方ほうへ
駆かけだした 手ては握にぎったまま

賑にぎやかさを通とおり抜ぬけた 曖昧あいまいさに
かすみはじめた爪先つまさき
掬すくいながら

突つき刺さす陽ひに背せを向むけて
二人ふたりきり探さがしに行いこう
見みたことない道みちだって いつかの切きれ端はし
足跡あしあとも残のこらないような
矛盾むじゅんだらけの世界せかいに
君きみといた 手ては握にぎったまま

忘わすれてしまう その瞬間しゅんかんまで
そばにいておくれ 夢ゆめのレイニー
僕ぼくらに「またね」はないから
今いまだけを 今いまを

焼やきつくような秘密ひみつの場所ばしょ
二人ふたりきり探さがしに行いこう
悲かなしみなんて 吹ふき飛とばすような速はやさで
溶とけ出だしてゆく感傷かんしょうも
頼たよりなく崩くずれ落おちてく
また夢ゆめから目覚めざめる

焼やきつけたはずの場所ばしょを
あやふやに思おもい返かえした
掴つかもうと伸のばした手てをすり抜ぬけていく
ぽっかり空あいた痛いたみだけ
どうか消きえないようになんて
君きみの気配けはいにすがるんだ レイニー