長ながい夜よるが明あけてゆく 首くびだけの鳥とりが飛とび立たつ
狭せまい部屋へやの窓際まどぎわで 誰だれもいない街まちを眺ながめてる
繰くり返かえした日々ひびはもう終おわりを告つげ還かえってゆくの
あの日ひ君きみと手てを繋つないだ 煙けむりの中なかで夢ゆめを信しんじて
忘わすれ物ものはもう無ないですか
鍵かぎは閉しめて捨すてましたか
泣ないてるのは何故なぜなんですか
それも嘘うそなんですか
夜よるが明あけて ただ永ながく赤あかい雨あめが落おちる
闇やみに気付きづいても 僕ぼくらはまだ少すこし怯おびえてるの
首くびのない鳥とりが神社じんじゃの影かげに静しずかに佇たたずむ
鯨波ときの街まちを繋つないでいる4つ目めの壁かべをすり抜ぬけてく
怖こわくないの何なにも無なくても
捨すてた鍵かぎはソファーに埋うめた
濡ぬれた瞳ひとみ 訳わけは無ないの
本当ほんとうは気付きづいてたの
空そらの鯨くじらから 闇やみを造つくる合図あいずの唄うた
古ふるく懐なつかしい声こえ 緩ゆるやかに壊こわしてく 裂さける様ように
そして朝あさが訪おとずれる 救すくいの唄うたが響ひびいてる
トトの拍手はくしゅは止やんで 夜よるが無ない世界せかいが始はじまってゆく
長nagaいi夜yoruがga明aけてゆくketeyuku 首kubiだけのdakeno鳥toriがga飛toびbi立taつtsu
狭semaいi部屋heyaのno窓際madogiwaでde 誰dareもいないmoinai街machiをwo眺nagaめてるmeteru
繰kuりri返kaeしたshita日々hibiはもうhamou終oわりをwariwo告tsuげge還kaeってゆくのtteyukuno
あのano日hi君kimiとto手teをwo繋tsunaいだida 煙kemuriのno中nakaでde夢yumeをwo信shinじてjite
忘wasuれre物monoはもうhamou無naいですかidesuka
鍵kagiはha閉shiめてmete捨suてましたかtemashitaka
泣naいてるのはiterunoha何故nazeなんですかnandesuka
それもsoremo嘘usoなんですかnandesuka
夜yoruがga明aけてkete ただtada永nagaくku赤akaいi雨ameがga落oちるchiru
闇yamiにni気付kiduいてもitemo 僕bokuらはまだrahamada少sukoしshi怯obiえてるのeteruno
首kubiのないnonai鳥toriがga神社jinjaのno影kageにni静shizuかにkani佇tatazuむmu
鯨波tokiのno街machiをwo繋tsunaいでいるideiru4つtsu目meのno壁kabeをすりwosuri抜nuけてくketeku
怖kowaくないのkunaino何naniもmo無naくてもkutemo
捨suてたteta鍵kagiはhaソファsofaーにni埋uめたmeta
濡nuれたreta瞳hitomi 訳wakeはha無naいのino
本当hontouはha気付kiduいてたのitetano
空soraのno鯨kujiraからkara 闇yamiをwo造tsukuるru合図aizuのno唄uta
古furuくku懐natsuかしいkashii声koe 緩yuruやかにyakani壊kowaしてくshiteku 裂saけるkeru様youにni
そしてsoshite朝asaがga訪otozuれるreru 救sukuいのino唄utaがga響hibiいてるiteru
トトtotoのno拍手hakusyuはha止yaんでnde 夜yoruがga無naいi世界sekaiがga始hajiまってゆくmatteyuku