春はるの夜桜よざくら 嵐あらしに散ちれば
花はなびらひとつ 盃さかずきに・・・
白酒しろざけなめて ため息いきつけば
いと恋こいし いと寂さびし
おんな深酒ふかざけ おもかげ抱だいて
泪なみだはじける 泣なき笑わらい
想おもいつのれば ひとしお燃もえて
愛いとしき声こえを 運はこぶ風かぜ・・・
後おくれ毛げ噛かんで ゆらりと揺ゆれりゃ
いとうれし いとおかし
おんな泣なき唄うた さくらに舞まえば
月光つきに浮うき立たつ 白しろうなじ
桜さくら大樹たいじゅに 抱だかれながら
夜よごとの夢ゆめに あそばれて・・・
口紅べにも鮮あざやか 眸ひとみも濡ぬれて
いと妖あやし いと悲かなし
おんなあだ花ばな 身悶みもだえながら
帯おびも解とけます 小さ夜嵐よあらし
春haruのno夜桜yozakura 嵐arashiにni散chiればreba
花hanaびらひとつbirahitotsu 盃sakazukiにni・・・
白酒shirozakeなめてnamete ためtame息ikiつけばtsukeba
いとito恋koiしshi いとito寂sabiしshi
おんなonna深酒fukazake おもかげomokage抱daいてite
泪namidaはじけるhajikeru 泣naきki笑waraいi
想omoいつのればitsunoreba ひとしおhitoshio燃moえてete
愛itoしきshiki声koeをwo 運hakoぶbu風kaze・・・
後okuれre毛ge噛kaんでnde ゆらりとyurarito揺yuれりゃrerya
いとうれしitoureshi いとおかしitookashi
おんなonna泣naきki唄uta さくらにsakurani舞maえばeba
月光tsukiにni浮uきki立taつtsu 白shiroうなじunaji
桜sakura大樹taijuにni 抱daかれながらkarenagara
夜yoごとのgotono夢yumeにni あそばれてasobarete・・・
口紅beniもmo鮮azaやかyaka 眸hitomiもmo濡nuれてrete
いとito妖ayaしshi いとito悲kanaしshi
おんなあだonnaada花bana 身悶mimodaえながらenagara
帯obiもmo解toけますkemasu 小sa夜嵐yoarashi