さっきまでの夕立ゆうだち ピタリと止やんだ嘘うそみたい なのに
ルビー色いろの 息苦いきぐるしい 大おおきな月つき
ため息いきに似にた欠伸あくび
肌はだにまだ残のこる 夏なつの記憶きおく
寄よせては返かえし砂浜濡すなはまぬらす度たびひりつく さざなみ
いま部屋へやを満みたしはじめた窓まどからの闇やみ
まわる
頭あたまの中なか
まわる まわる
部屋へやの隅すみのレコード
まわる まわる まわる
壁かべの時計とけい チクタク チクタク
まわる まわる まわる まわる
窓まどの外そとの季節きせつ その時とき
空そらに花火はなび
夏なつの終おわり
祭囃子まつりばやし
夏なつの終おわり
いつのまにか 飛とび出だしてた
街まちの灯あかり いつもよりも
鮮あざやかに 鮮あざやかに
いつになく わたしを
照てらしてる
まわる
あの夏なつの日ひから
まわる まわる
寄よせては返かえす 波なみのように
まわる まわる まわる
何度なんど 季節きせつ 通とおり過すぎていった
まわる まわる まわる まわる
そしてまたいま思おもい出だす
空そらに花火はなび
夏なつの終おわり
祭囃子まつりばやし
夏なつの終おわり
打うち上あがるたび
嘘うそみたい
晴はれる気持きもち
夏なつの終おわり
いつのまにか 夜よが明あけてた
朝あさの光ひかり いつもよりも
鮮あざやかに 鮮あざやかに
いつになくわたしを
照てらしてる
さっきまでのsakkimadeno夕立yuudachi ピタリpitariとto止yaんだnda嘘usoみたいmitai なのにnanoni
ルビrubiー色iroのno 息苦ikiguruしいshii 大ooきなkina月tsuki
ためtame息ikiにni似niたta欠伸akubi
肌hadaにまだnimada残nokoるru 夏natsuのno記憶kioku
寄yoせてはseteha返kaeしshi砂浜濡sunahamanuらすrasu度tabiひりつくhiritsuku さざなみsazanami
いまima部屋heyaをwo満miたしはじめたtashihajimeta窓madoからのkarano闇yami
まわるmawaru
頭atamaのno中naka
まわるmawaru まわるmawaru
部屋heyaのno隅sumiのnoレコrekoードdo
まわるmawaru まわるmawaru まわるmawaru
壁kabeのno時計tokei チクタクchikutaku チクタクchikutaku
まわるmawaru まわるmawaru まわるmawaru まわるmawaru
窓madoのno外sotoのno季節kisetsu そのsono時toki
空soraにni花火hanabi
夏natsuのno終oわりwari
祭囃子matsuribayashi
夏natsuのno終oわりwari
いつのまにかitsunomanika 飛toびbi出daしてたshiteta
街machiのno灯akari いつもよりもitsumoyorimo
鮮azaやかにyakani 鮮azaやかにyakani
いつになくitsuninaku わたしをwatashiwo
照teらしてるrashiteru
まわるmawaru
あのano夏natsuのno日hiからkara
まわるmawaru まわるmawaru
寄yoせてはseteha返kaeすsu 波namiのようにnoyouni
まわるmawaru まわるmawaru まわるmawaru
何度nando 季節kisetsu 通tooりri過suぎていったgiteitta
まわるmawaru まわるmawaru まわるmawaru まわるmawaru
そしてまたいまsoshitemataima思omoいi出daすsu
空soraにni花火hanabi
夏natsuのno終oわりwari
祭囃子matsuribayashi
夏natsuのno終oわりwari
打uちchi上aがるたびgarutabi
嘘usoみたいmitai
晴haれるreru気持kimoちchi
夏natsuのno終oわりwari
いつのまにかitsunomanika 夜yoがga明aけてたketeta
朝asaのno光hikari いつもよりもitsumoyorimo
鮮azaやかにyakani 鮮azaやかにyakani
いつになくわたしをitsuninakuwatashiwo
照teらしてるrashiteru