もしも胸むねの中なかに 心こころがあるのなら
凍いてつく夜よるの雨あめにさえも 温あたためられるだろう
もしも胸むねの中なかに 痛いたみがあるのなら
重力じゅうりょくに逆さからって この手てをのばすだろう
ばらの棘とげにやぶれていく
手てのひらの痛いたみを
感かんじるまま
浮うかんだまま
熱あつい血ちの流ながれと 僕ぼくは消きえていく
今いますぐに
今いますぐに
虹にじの奥おくへ
宙返ちゅうがえりする ばらの蕾つぼみ
何なにもかもが 二に度どと同おなじように 咲さかず
消きえる
岸辺きしべの花はな
もしも胸むねの中なかに 心こころがあるのなら
もしもmoshimo胸muneのno中nakaにni 心kokoroがあるのならgaarunonara
凍iてつくtetsuku夜yoruのno雨ameにさえもnisaemo 温atataめられるだろうmerarerudarou
もしもmoshimo胸muneのno中nakaにni 痛itaみがあるのならmigaarunonara
重力juuryokuにni逆sakaらってratte このkono手teをのばすだろうwonobasudarou
ばらのbarano棘togeにやぶれていくniyabureteiku
手teのひらのnohirano痛itaみをmiwo
感kanじるままjirumama
浮uかんだままkandamama
熱atsuいi血chiのno流nagaれとreto 僕bokuはha消kiえていくeteiku
今imaすぐにsuguni
今imaすぐにsuguni
虹nijiのno奥okuへhe
宙返chuugaeりするrisuru ばらのbarano蕾tsubomi
何naniもかもがmokamoga 二ni度doとto同onaじようにjiyouni 咲saかずkazu
消kiえるeru
岸辺kishibeのno花hana
もしもmoshimo胸muneのno中nakaにni 心kokoroがあるのならgaarunonara