ここで私わたしが もしも死しんだら
涙なみだ流ながして くれますか
嘘うそも本当ほんとうも すべて欲ほしがり
いつのまにか 愛あいを失なくした
白しろく果はてなく 続つづく氷原ひょうげん
生いきてく理由わけさえ 見みつからず
野付のつけ半島はんとう ひとりの旅路たびじ
肩かたにハラハラ 指ゆびにハラハラ
粉雪こなゆきも 泣ないてる
春はるが来きたなら 凍こおる大地だいちに
花はなはも一度いちど 咲さきますか
冷つめたいだけの 私わたしの胸むねに
花はなは咲さいて くれるでしょうか
薄うすいコートの 襟えりを合あわせて
心こころの寒さむさを 抱だきしめる
野付のつけ半島はんとう ひとりの旅路たびじ
髪かみにヒュルヒュル 頬ほおにヒュルヒュル
海風うみかぜも 泣ないてる
春告魚にしん曇ぐもりの 空そらを見上みあげて
小ちいさな青空あおぞら 探さがしてる
野付のつけ半島はんとう ひとりの旅路たびじ
きっと明日あしたは そうよ明日あしたは
この雪ゆきも 止やむから
ここでkokode私watashiがga もしもmoshimo死shiんだらndara
涙namida流nagaしてshite くれますかkuremasuka
嘘usoもmo本当hontouもmo すべてsubete欲hoしがりshigari
いつのまにかitsunomanika 愛aiをwo失naくしたkushita
白shiroくku果haてなくtenaku 続tsuduくku氷原hyougen
生iきてくkiteku理由wakeさえsae 見miつからずtsukarazu
野付notsuke半島hantou ひとりのhitorino旅路tabiji
肩kataにniハラハラharahara 指yubiにniハラハラharahara
粉雪konayukiもmo 泣naいてるiteru
春haruがga来kiたならtanara 凍kooるru大地daichiにni
花hanaはもhamo一度ichido 咲saきますかkimasuka
冷tsumeたいだけのtaidakeno 私watashiのno胸muneにni
花hanaはha咲saいてite くれるでしょうかkurerudesyouka
薄usuいiコkoートtoのno 襟eriをwo合aわせてwasete
心kokoroのno寒samuさをsawo 抱daきしめるkishimeru
野付notsuke半島hantou ひとりのhitorino旅路tabiji
髪kamiにniヒュルヒュルhyuruhyuru 頬hooにniヒュルヒュルhyuruhyuru
海風umikazeもmo 泣naいてるiteru
春告魚nishin曇gumoりのrino 空soraをwo見上miaげてgete
小chiiさなsana青空aozora 探sagaしてるshiteru
野付notsuke半島hantou ひとりのhitorino旅路tabiji
きっとkitto明日ashitaはha そうよsouyo明日ashitaはha
このkono雪yukiもmo 止yaむからmukara