夢ゆめのお告つげ 雲くもの上うえなる帝みかどより
汝なんじ 御剣みつるぎ打うてとの命めい下くだる
相槌あいづちなくては 槌音つちおと響ひびかぬ
はて はて 如何いかがしたものか
救すくい求もとめ 参まいるは稲荷いなり明神みょうじん
ともに 御剣みつるぎ打うとうと化身けしん 現あらわる
相槌あいづち手てに入いれ 槌音つちおと響ひびきだす
はった はった ちやう ちやう
はった はった ちやう …
うち重かさねたる 槌つちの音おと
天地てんちに響ひびきて 夥おびただし
表ひょうに 狐きつね彼かれの名な
裏うらには 狐きつね我われが名な
はった はった はった はった
揺ゆらめく焔ほのお
冴さえ冴ざえ 冴さえ冴ざえ
光ひかる細さい閃せん
乱みだれ無む律りつの形かたちを成なしてゆけ
表おもてと裏うら
夢ゆめと現うつつ
向むかう槌音つちおと
向むかう槌音つちおと
刻きざまれた
双ふたつの銘めい
夢yumeのおnoo告tsuげge 雲kumoのno上ueなるnaru帝mikadoよりyori
汝nanji 御剣mitsurugi打uてとのtetono命mei下kudaるru
相槌aiduchiなくてはnakuteha 槌音tsuchioto響hibiかぬkanu
はてhate はてhate 如何ikagaしたものかshitamonoka
救sukuいi求motoめme 参maiるはruha稲荷inari明神myoujin
ともにtomoni 御剣mitsurugi打uとうとtouto化身keshin 現arawaるru
相槌aiduchi手teにni入iれre 槌音tsuchioto響hibiきだすkidasu
はったhatta はったhatta ちやうchiyau ちやうchiyau
はったhatta はったhatta ちやうchiyau …
うちuchi重kasaねたるnetaru 槌tsuchiのno音oto
天地tenchiにni響hibiきてkite 夥obitadaしshi
表hyouにni 狐kitsune彼kareのno名na
裏uraにはniha 狐kitsune我wareがga名na
はったhatta はったhatta はったhatta はったhatta
揺yuらめくrameku焔honoo
冴saえe冴zaえe 冴saえe冴zaえe
光hikaるru細sai閃sen
乱midaれre無mu律ritsuのno形katachiをwo成naしてゆけshiteyuke
表omoteとto裏ura
夢yumeとto現utsutsu
向muかうkau槌音tsuchioto
向muかうkau槌音tsuchioto
刻kizaまれたmareta
双futaつのtsuno銘mei