バックミラーには
波打なみうつ屋根やねが映うつる
遠とおざかる程ほど甘あまく
選えらばなかった
道みちはどんなところへ
続つづいただろうか
遮音壁しゃおんへきの向むこうで
見みたこともない夕暮ゆうぐれが
街並まちなみを染そめあげる
たとえばこのまま
走はしり続つづけたとしても
どこまで行いけたのだろう
標識ひょうしきの影かげや鉄塔てっとうの影踏かげふみ越こえ
急いそぐ理由りゆうなんてあるかな
遮音壁しゃおんへきの向むこうで
見みたこともない夕暮ゆうぐれが
街並まちなみを染そめあげる
帰かえり道みちはいつも
少すこしだけ切せつなくなってしまう
あの歌うたを口くちずさむ
バックミラbakkumiraーにはniha
波打namiuつtsu屋根yaneがga映utsuるru
遠tooざかるzakaru程hodo甘amaくku
選eraばなかったbanakatta
道michiはどんなところへhadonnatokorohe
続tsuduいただろうかitadarouka
遮音壁syaonhekiのno向muこうでkoude
見miたこともないtakotomonai夕暮yuuguれがrega
街並machinaみをmiwo染soめあげるmeageru
たとえばこのままtatoebakonomama
走hashiりri続tsuduけたとしてもketatoshitemo
どこまでdokomade行iけたのだろうketanodarou
標識hyoushikiのno影kageやya鉄塔tettouのno影踏kagefuみmi越koえe
急isoぐgu理由riyuuなんてあるかなnantearukana
遮音壁syaonhekiのno向muこうでkoude
見miたこともないtakotomonai夕暮yuuguれがrega
街並machinaみをmiwo染soめあげるmeageru
帰kaeりri道michiはいつもhaitsumo
少sukoしだけshidake切setsuなくなってしまうnakunatteshimau
あのano歌utaをwo口kuchiずさむzusamu