酔よってあなたに つかまりながら
赤あかい傘かささす 雪ゆきのなか
往ゆくか戻もどるか 恋路こいじはひとつ
おちつく宿やどを さがしましょ
そしてそして そこから先さきは
わたしにください その命いのち
旅たびの衣ころもを いちまい脱ぬげば
部屋へやに綴つづれの 帯おびの川かわ
いいのこのまま あなたに抱だかれ
たとえば赤あかい 雪ゆきの花はな
そしてそして そこから先さきは
湯ゆの町まちさすらう ふたりです
わかれ話ばなしを 聞ききたくなくて
悪わるいおんなの ふりをする
あなたわたしの わたしの愛あいが
あなたの肌はだに 染しみるまで
そしてそして そこから先さきは
明日あしたは吹雪ふぶきの 峠とうげごえ
酔yoってあなたにtteanatani つかまりながらtsukamarinagara
赤akaいi傘kasaさすsasu 雪yukiのなかnonaka
往yuくかkuka戻modoるかruka 恋路koijiはひとつhahitotsu
おちつくochitsuku宿yadoをwo さがしましょsagashimasyo
そしてそしてsoshitesoshite そこからsokokara先sakiはha
わたしにくださいwatashinikudasai そのsono命inochi
旅tabiのno衣koromoをwo いちまいichimai脱nuげばgeba
部屋heyaにni綴tsuduれのreno 帯obiのno川kawa
いいのこのままiinokonomama あなたにanatani抱daかれkare
たとえばtatoeba赤akaいi 雪yukiのno花hana
そしてそしてsoshitesoshite そこからsokokara先sakiはha
湯yuのno町machiさすらうsasurau ふたりですfutaridesu
わかれwakare話banashiをwo 聞kiきたくなくてkitakunakute
悪waruいおんなのionnano ふりをするfuriwosuru
あなたわたしのanatawatashino わたしのwatashino愛aiがga
あなたのanatano肌hadaにni 染shiみるまでmirumade
そしてそしてsoshitesoshite そこからsokokara先sakiはha
明日ashitaはha吹雪fubukiのno 峠tougeごえgoe