春はるまだき 桜さくらの蕾つぼみ
まだまだ固かたい寒さむい朝あさ
ちょうど二十歳はたちのあのひとは
白しろい歯は見みせて出でていった
下駄げたを投なげたらトンカラリン トンカラリン
何度なんど投なげても 裏うらばかり
二に年ねん目めに 届とどいた便たより
達者たっしゃでいると 書かいてある
花はなの都みやこの東京とうきょうで
まぶしい夢ゆめは掴つかめたか
下駄げたを投なげたらトンカラリン トンカラリン
今日きょうも気きになる 裏うらばかり
音沙汰おとさたが途絶とだえて二に年ねん
よくない噂うわさ 聞きかされた
蒼あおい顔かおして行いき暮くれて
夜よ空ぞらを仰あおぎ 吠ほえてたと
下駄げたを投なげたらトンカラリン トンカラリン
気持きもち裏切うらぎり 裏うらばかり
春haruまだきmadaki 桜sakuraのno蕾tsubomi
まだまだmadamada固kataいi寒samuいi朝asa
ちょうどchoudo二十歳hatachiのあのひとはnoanohitoha
白shiroいi歯ha見miせてsete出deていったteitta
下駄getaをwo投naげたらgetaraトンカラリンtonkararin トンカラリンtonkararin
何度nando投naげてもgetemo 裏uraばかりbakari
二ni年nen目meにni 届todoいたita便tayoりri
達者tassyaでいるとdeiruto 書kaいてあるitearu
花hanaのno都miyakoのno東京toukyouでde
まぶしいmabushii夢yumeはha掴tsukaめたかmetaka
下駄getaをwo投naげたらgetaraトンカラリンtonkararin トンカラリンtonkararin
今日kyouもmo気kiになるninaru 裏uraばかりbakari
音沙汰otosataがga途絶todaえてete二ni年nen
よくないyokunai噂uwasa 聞kiかされたkasareta
蒼aoいi顔kaoしてshite行iきki暮kuれてrete
夜yo空zoraをwo仰aoぎgi 吠hoえてたとetetato
下駄getaをwo投naげたらgetaraトンカラリンtonkararin トンカラリンtonkararin
気持kimochi裏切uragiりri 裏uraばかりbakari