風かぜの噂うわさに 誘さそわれながら
訪たずねて来きました 筑前ちくぜんの町まち
嬉うれしがらせた その後あとに
涙なみだの別わかれが 来くるなんて
寂さびしすぎます 城下町じょうかまち
あなたに逢あいたい 秋月あきづきの旅たび
ひとり歩あるけば 恋こいしさつのる
城跡しろあと・鐘かねの音ね 白壁しらかべ格子ごうし
あの日ひのあなたの やさしさが
昨日きのうのように よみがえる
帰かえってほしい この胸むねに
女おんなは哀かなしい 秋月あきづきの旅たび
瞼まぶたとじれば いい事ことばかり
想おもい出で重かさね着ぎ 草木染くさきの着物きもの
あしたは始発しはつの 汽車きしゃに乗のり
幸しあわせこの手てに 掴つかみたい
日暮ひぐれがせまる 眼鏡めがね橋ばし
あなたを忘わすれる 秋月あきづきの旅たび
風kazeのno噂uwasaにni 誘sasoわれながらwarenagara
訪tazuねてnete来kiましたmashita 筑前chikuzenのno町machi
嬉ureしがらせたshigaraseta そのsono後atoにni
涙namidaのno別wakaれがrega 来kuるなんてrunante
寂sabiしすぎますshisugimasu 城下町joukamachi
あなたにanatani逢aいたいitai 秋月akidukiのno旅tabi
ひとりhitori歩aruけばkeba 恋koiしさつのるshisatsunoru
城跡shiroato・鐘kaneのno音ne 白壁shirakabe格子goushi
あのano日hiのあなたのnoanatano やさしさがyasashisaga
昨日kinouのようにnoyouni よみがえるyomigaeru
帰kaeってほしいttehoshii このkono胸muneにni
女onnaはha哀kanaしいshii 秋月akidukiのno旅tabi
瞼mabutaとじればtojireba いいii事kotoばかりbakari
想omoいi出de重kasaねne着gi 草木染kusakiのno着物kimono
あしたはashitaha始発shihatsuのno 汽車kisyaにni乗noりri
幸shiawaせこのsekono手teにni 掴tsukaみたいmitai
日暮higuれがせまるregasemaru 眼鏡megane橋bashi
あなたをanatawo忘wasuれるreru 秋月akidukiのno旅tabi