ひと雨あめごとに 彩いろづきながら
咲さいてあじさい 恋こい化粧げしょう
あなた忘わすれる 旅たびなのに
想おもいださせる 箱根はこね路じは
切きってください みれんの糸いとを
呼よんで届とどかぬ あじさい橋ばしよ
湯ゆの町まち川がわに 花はなびら流ながし
そっと見送みおくる 恋こい小舟こぶね
あなた恋こいしい 宿やど灯あかり
肩かたのすき間まに 泊とまる夢ゆめ
窓まどにそぼふる 湖畔こはんの雨あめも
涙なみだあつめて こころをぬらす
愛あい々あい傘がさで より添そいながら
咲さいたあの日ひの 恋こい花火はなび
あなた逢あいたい 旅たびの朝あさ
行ゆきつ戻もどりつ 峠とうげ越ごえ
ぶってください おんなの迷まよい
ひとり渡わたれぬ あじさい橋ばしよ
ひとhito雨ameごとにgotoni 彩iroづきながらdukinagara
咲saいてあじさいiteajisai 恋koi化粧gesyou
あなたanata忘wasuれるreru 旅tabiなのにnanoni
想omoいださせるidasaseru 箱根hakone路jiはha
切kiってくださいttekudasai みれんのmirenno糸itoをwo
呼yoんでnde届todoかぬkanu あじさいajisai橋bashiよyo
湯yuのno町machi川gawaにni 花hanaびらbira流nagaしshi
そっとsotto見送miokuるru 恋koi小舟kobune
あなたanata恋koiしいshii 宿yado灯akaりri
肩kataのすきnosuki間maにni 泊toまるmaru夢yume
窓madoにそぼふるnisobofuru 湖畔kohanのno雨ameもmo
涙namidaあつめてatsumete こころをぬらすkokorowonurasu
愛ai々ai傘gasaでde よりyori添soいながらinagara
咲saいたあのitaano日hiのno 恋koi花火hanabi
あなたanata逢aいたいitai 旅tabiのno朝asa
行yuきつkitsu戻modoりつritsu 峠touge越goえe
ぶってくださいbuttekudasai おんなのonnano迷mayoいi
ひとりhitori渡wataれぬrenu あじさいajisai橋bashiよyo