暗くらい灯影とうえいに さしうつむいて
夜毎よごとやつれる 横顔よこがおいとし
むくな心こころを だまして逃にげた
あんな男おとこが
ああ 何故なぜ忘わすられぬ
同おなじふところ 子守こもりの唄うたを
聞きいて育そだった 兄あにではないか
わけておくれよ お前まえの悩なやみ
じっと黙だまって
ああ 見みている辛つらさ
胸むねに刻きざんだ 面影おもかげならば
消けせと責せめても そりゃ無理むりだろな
判わかる判わかるぜ 何なんにも言いうな
せめて一緒いっしょに
ああ 泣なこうじゃないか
暗kuraいi灯影toueiにni さしうつむいてsashiutsumuite
夜毎yogotoやつれるyatsureru 横顔yokogaoいとしitoshi
むくなmukuna心kokoroをwo だましてdamashite逃niげたgeta
あんなanna男otokoがga
ああaa 何故naze忘wasuられぬrarenu
同onaじふところjifutokoro 子守komoriのno唄utaをwo
聞kiいてite育sodaったtta 兄aniではないかdehanaika
わけておくれよwaketeokureyo おo前maeのno悩nayaみmi
じっとjitto黙damaってtte
ああaa 見miているteiru辛tsuraさsa
胸muneにni刻kizaんだnda 面影omokageならばnaraba
消keせとseto責seめてもmetemo そりゃsorya無理muriだろなdarona
判wakaるru判wakaるぜruze 何nanにもnimo言iうなuna
せめてsemete一緒issyoにni
ああaa 泣naこうじゃないかkoujanaika