男おとこは何時いつでも 自分じぶんの道みちを
決きめて いかなきゃ女おんなも惚ほれぬ
甘あまえて 世間せけんが通とおれるものか
何なにを するにも命いのちを懸かけろ
頑固がんこおやじの 浪花節なにわぶし
何故なぜか 今頃いまごろ 胸むねを刺さす
北風きたかぜ 木枯こがらし みぞれの夜よるに
津軽つがる海峡かいきょう 涙なみだで越こえた
南みなみの町まちでも 芽めが出でぬ時ときは
西にしも 東ひがしも あるではないか
頑固がんこおやじの 目めの奥おくに
何故なぜか 泪なみだが 浮うかんでた
どんなに 小ちいさな情なさけも恩おんも
石いしに刻きざんで 覚おぼえて置おけよ
恩おんとは 着きるもの 着きせてはならぬ
それが男おとこと 言いうものなのさ
頑固がんこおやじの 浪花節なにわぶし
今宵こよいしみじみ 想おもい出だす
男otokoはha何時itsuでもdemo 自分jibunのno道michiをwo
決kiめてmete いかなきゃikanakya女onnaもmo惚hoれぬrenu
甘amaえてete 世間sekenがga通tooれるものかrerumonoka
何naniをwo するにもsurunimo命inochiをwo懸kaけろkero
頑固gankoおやじのoyajino 浪花節naniwabushi
何故nazeかka 今頃imagoro 胸muneをwo刺saすsu
北風kitakaze 木枯kogaraしshi みぞれのmizoreno夜yoruにni
津軽tsugaru海峡kaikyou 涙namidaでde越koえたeta
南minamiのno町machiでもdemo 芽meがga出deぬnu時tokiはha
西nishiもmo 東higashiもmo あるではないかarudehanaika
頑固gankoおやじのoyajino 目meのno奥okuにni
何故nazeかka 泪namidaがga 浮uかんでたkandeta
どんなにdonnani 小chiiさなsana情nasaけもkemo恩onもmo
石ishiにni刻kizaんでnde 覚oboえてete置oけよkeyo
恩onとはtoha 着kiるものrumono 着kiせてはならぬsetehanaranu
それがsorega男otokoとto 言iうものなのさumononanosa
頑固gankoおやじのoyajino 浪花節naniwabushi
今宵koyoiしみじみshimijimi 想omoいi出daすsu