大利根無情 歌詞 三波春夫 ふりがな付

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よみ:おおとねむじょう

大利根無情 歌詞

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利根とね利根とね川風かわかぜ よしきりの
こえつめたく をせめる
これが浮世うきよ
てはいけない 西にしぞられば
江戸えど江戸えどへひと刷毛はけ あかねぐも

佐原さばら囃子ばやしきこえてくらあ、おもすなア…、
御玉おたまいけ千葉ちば道場どうじょうか、うふ…。
平手造酒ひらてみきも、いまじゃやくざの用心棒ようじんぼう
人生じんせい裏街道うらかいどうかれ落葉おちばか。」

義理ぎり義理ぎり夜風よかぜに さらされて
つきよおまえきたかろ
こゝろみだれて
いたすすきを 奥歯おくばんだ
おとこおとこなみだおと

めてくださるな、みょうこころ殿どのちぶれてても平手ひらて
武士ぶしじゃおとこりぎわは ってもうす、
かねばならぬそこをどいてくだされ、
かねばならぬのだ。」

まぶたまぶたぬらして 大利根おおとね
みずながした ゆめいくつ
いきをころして
地獄じごくまいりの 冷酒ひやざけのめば
かねかね妙円寺みょうえんじ

大利根無情 / 三波春夫 の歌詞へのレビュー

男性

馬骨

2022/09/27 03:25

利根の川風葦切りの声が冷たく身を責める、これが浮世か見てはいけない西空見一刷毛茜雲・・想いだすなァ…お玉が池の千葉道場か…今じゃ平手も用心棒、人生裏街道の枯れ落葉・・義理の義理の夜風にさらされて、月よお前も泣きたかろ、ぬいた芒を奥歯で噛んだ、男男の落し差し・・止めて下さるな妙心殿、落ちぶれ果てても平手は武士です・・あまりの凄腕に長刀を預かられたままの出入りである、地獄参りの冷酒飲めば、鐘が鳴る鳴る妙円寺・・彼は討ち死にである・・

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曲名:大利根無情 歌手:三波春夫