丘にのぼりて 歌詞
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山やまに向むかえば ふるさと恋こいし
ああ いつの日ひかえる
この身みやら
心こころにしみる 遠とおい星ほし
青あおいすすきの 穂ほを抜ぬいて
かめば苦にがいよ ふるさと恋こいし
ああ 嫁とつぐと聞きいた
あの人ひとの
まぼろしばかり 浮うかぶ胸むね
流ながれ行いく雲くも なぜ急いそぐ
山やまの向むこうの ふるさと恋こいし
ああ 遠とおくにありて
思おもう身みに
わびしくしみる 丘おかの風かぜ
馬骨
2022/06/07 09:36
歌詞を見る限り故郷をしのぶ望郷の唄で・・青い芒の穂を抜いて、噛めば苦いよ故郷恋し、ああ、嫁ぐと聞いたあの人の面影ばかり浮かぶ胸・・胸詰まる思いの唄であるが、突き抜けて透き通る若原一郎の唄は、聞き終わってしばらくたってふと時間の隙間ができると、はっとさせられ、胸にきゅんと来る、独特の世界を持つ歌い手である・・