赤あかく咲さいても 涙なみだの花はなは
日ひ昏ぐれの丘おかの 曼珠沙華まんじゅしゃげ
誰だれれも知しらない 寂さびしいこころ
風かぜにふるえて ああ しのび泣なく
君きみと手てを取とり 歩あるいた道みちも
ひとりで行いけば 影かげかなし
濡ぬれた瞳ひとみに 侘わびしくにじむ
空そらの紅雲こううん ああ ながれ雲ぐも
燃もえて咲さいても 涙なみだでしぼむ
愁うれいの花はなよ 曼珠沙華まんじゅしゃげ
呼よべど届とどかぬ 逢あうにも逢あえぬ
恋こいの哀あわれに ああ 日ひが昏くれる
赤akaくku咲saいてもitemo 涙namidaのno花hanaはha
日hi昏guれのreno丘okaのno 曼珠沙華manjusyage
誰dareれもremo知shiらないranai 寂sabiしいこころshiikokoro
風kazeにふるえてnifuruete ああaa しのびshinobi泣naくku
君kimiとto手teをwo取toりri 歩aruいたita道michiもmo
ひとりでhitoride行iけばkeba 影kageかなしkanashi
濡nuれたreta瞳hitomiにni 侘wabiしくにじむshikunijimu
空soraのno紅雲kouun ああaa ながれnagare雲gumo
燃moえてete咲saいてもitemo 涙namidaでしぼむdeshibomu
愁ureいのino花hanaよyo 曼珠沙華manjusyage
呼yoべどbedo届todoかぬkanu 逢aうにもunimo逢aえぬenu
恋koiのno哀awaれにreni ああaa 日hiがga昏kuれるreru