黒きバラ 歌詞
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さみしき 想おもい出での糸いとか
胸むねに残のこるは 昔むかしのあの日ひ
別わかれのことば 小雨こさめにけむりて
遠とおく去さり行ゆきし あの人ひと
黒くろきバラに 指ゆびをふれて
静しずかに 想おもい出でをたぐる
胸むねに残のこるは 昔むかしの小歌こうた
なみだの窓まどべ 小雨こさめに包つつまれ
遠とおく去さり行ゆきし あの人ひと
馬骨
2023/02/12 05:27
1939年(昭和14年)山野三郎作曲、佐藤長助作曲の歌である・・黒き薔薇淋しき想い出の糸か・・黒い色の花は余り見ないが、黒薔薇、黒百合の花はイメージ的には破綻の予感がする・・赤い薔薇は見るからに明るい感じがする・・歌もやはり黒薔薇の花に触れ、遠く去り行きし人の想い出を手繰っツている・・
馬骨
2022/11/04 11:49
黒き薔薇にそそぐ雨は、淋しき想いでの糸か、胸に残るは想い出のあの日、別れの言葉雨に煙りて、遠く去り行きしあの人・・黒き薔薇に、指を触れて、静かに想い出をたぐる、胸に残るは昔の小歌、涙の窓辺小雨に包まれ。去り行きしあの人・・この歌は黒いバラが象徴的に使われている、紅いバラが一般的である中に一つ二つ色違いの薔薇が咲くが、その中でも黒っぽいバラというのは少ない、帰らぬ人との別れを予言するかのように咲いた黒いバラである・・