黒きバラ 歌詞 松島詩子 ふりがな付

１９３９年（昭和１４年）山野三郎作曲、佐藤長助作曲の歌である・・黒き薔薇淋しき想い出の糸か・・黒い色の花は余り見ないが、黒薔薇、黒百合の花はイメージ的には破綻の予感がする・・赤い薔薇は見るからに明るい感じがする・・歌もやはり黒薔薇の花に触れ、遠く去り行きし人の想い出を手繰っツている・・

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黒き薔薇にそそぐ雨は、淋しき想いでの糸か、胸に残るは想い出のあの日、別れの言葉雨に煙りて、遠く去り行きしあの人・・黒き薔薇に、指を触れて、静かに想い出をたぐる、胸に残るは昔の小歌、涙の窓辺小雨に包まれ。去り行きしあの人・・この歌は黒いバラが象徴的に使われている、紅いバラが一般的である中に一つ二つ色違いの薔薇が咲くが、その中でも黒っぽいバラというのは少ない、帰らぬ人との別れを予言するかのように咲いた黒いバラである・・

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