哀かなしみの終おわるとき
この世よには いないだろう
君きみを抱だき君きみを愛あいし
使つかい果はたした生命いのち
ぼくだけが 知しっている
君きみだけのぬくもりは
二度にどとはもう
ここへはもう
帰かえらないというのか
哀かなしみの終おわるとき
あの空そらへ帰かえるとき
たとえ時ときが流ながれようと
忘わすれずにいておくれ
救すくいもなく
夢ゆめもなく
ぼくはまだ生いきている
哀kanaしみのshimino終owaるときrutoki
このkono世yoにはniha いないだろうinaidarou
君kimiをwo抱daきki君kimiをwo愛aiしshi
使tsukaいi果haたしたtashita生命inochi
ぼくだけがbokudakega 知shiっているtteiru
君kimiだけのぬくもりはdakenonukumoriha
二度nidoとはもうtohamou
ここへはもうkokohehamou
帰kaeらないというのかranaitoiunoka
哀kanaしみのshimino終owaるときrutoki
あのano空soraへhe帰kaeるときrutoki
たとえtatoe時tokiがga流nagaれようとreyouto
忘wasuれずにいておくれrezuniiteokure
救sukuいもなくimonaku
夢yumeもなくmonaku
ぼくはまだbokuhamada生iきているkiteiru