風かぜに吹ふかれた 花はなびらを
うかべて波なみは 遠とおざかる
ひとりぼっちの 湖みずうみは
口笛くちぶえさえも 切きれ切ぎれに
山やまむらさきに 夜よるがくる
空そらをまっかに そめながら
どこ行いく夕日ゆうひ ひとり旅たび
そっとよぼうか 思おもい出でを
十じゅう七才ななさいの この胸むねに
しまっておいた 思おもい出でを
夜よるがしずかに 訪おとずれりゃ
湖みずうみさみし 風かぜさみし
ひとりぼっちの ぼくだから
あてなくたどる 落葉松からまつの
林はやしの道みちを ただひとり
風kazeにni吹fuかれたkareta 花hanaびらをbirawo
うかべてukabete波namiはha 遠tooざかるzakaru
ひとりぼっちのhitoribotchino 湖mizuumiはha
口笛kuchibueさえもsaemo 切kiれre切giれにreni
山yamaむらさきにmurasakini 夜yoruがくるgakuru
空soraをまっかにwomakkani そめながらsomenagara
どこdoko行iくku夕日yuuhi ひとりhitori旅tabi
そっとよぼうかsottoyobouka 思omoいi出deをwo
十juu七才nanasaiのno このkono胸muneにni
しまっておいたshimatteoita 思omoいi出deをwo
夜yoruがしずかにgashizukani 訪otozuれりゃrerya
湖mizuumiさみしsamishi 風kazeさみしsamishi
ひとりぼっちのhitoribotchino ぼくだからbokudakara
あてなくたどるatenakutadoru 落葉松karamatsuのno
林hayashiのno道michiをwo ただひとりtadahitori